花桃(ハナモモ)「寒白」2


桃(モモ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
原産地は中国の北部である。
果実や花木に広く栽培されるが、観賞用に使う品種を花桃(ハナモモ)という。
江戸時代から改良が進められた。
樹高は5~7メートルくらいになる。
開花時期は3~4月である。
花の色には紅色、桃色、白などがある。
また、花の形には一重と八重があり、樹形には立性、枝垂れ性、矮性などがある。
雛祭りの花として日本でも古くから馴染みが深い。
俳句では、「桃」が秋の季語、「桃の花」が春の季語である。
写真は「寒白」という白花の園芸品種である。
2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った(植栽)。
学名:Prunus persica


★照れくさく斜めから見る桃の花
 女人の里に春の訪れ


花桃(ハナモモ)「寒白」