「ハンガーゲーム」(2012・米)
監督 | ゲイリー・ロス |
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脚本 | ビリー・レイ スーザン・コリンズ ゲイリー・ロス |
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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カットニス・エヴァディーン | ジェニファー・ローレンス | 水樹奈々[4] |
ピータ・メラーク | ジョシュ・ハッチャーソン | 神谷浩史[5] |
ゲイル・ホーソーン | リアム・ヘムズワース | 中村悠一[5] |
ヘイミッチ・アバーナシー | ウディ・ハレルソン | 山寺宏一[5] |
プリムローズ・エヴァディーン | ウィロー・シールズ | 釘宮理恵[5] |
マーヴェル | ジャック・クエイド | 水野貴雄 |
グリマー | リーヴェン・ランビン | 丸山雪野 |
ケイトー | アレクサンダー・ルドウィグ | 遠藤純平 |
クローヴ | イザベル・ファーマン | 山根舞 |
ルー | アマンドラ・ステンバーグ | 生田絵梨花 (乃木坂46)[6] |
マリーナ | タラ・マッケン | |
ディラン | イーサン・ジェイミーソン | |
フォックスフェイス | ジャクリーン・エマーソン | |
スレッシュ | ダヨ・オケニー | 杉村憲司 |
コリオラヌス・スノー大統領 | ドナルド・サザーランド | 稲垣隆史 |
エフィー・トリンケット | エリザベス・バンクス | 坪井木の実 |
シナ | レニー・クラヴィッツ | 三宅健太 |
シーザー・フリッカーマン | スタンリー・トゥッチ | 岩崎ひろし |
強大な権力者と絶望に支配された独裁国家を舞台に、愛する家族のために命がけの<ゲーム>に身を投じたヒロインの勇気と成長を描く究極のサバイバルアクション!
ハンガーゲームwiki
本日は嫁さんと劇場で。嫁さんはハラハラして楽しかったらしい。僕はうーん。
まずテンポが悪い。とことんメインディッシュのハンガーゲームまで引き延ばす。アクションもしょぼい。まぁ基本無作為で選ばれた12歳から16歳の男女ならば、それもリアルに当たり前なのだろうがこれは映画だ。
近未来の描き方もしょぼい。あの雰囲気をもって未来だと言われても、細部のセットも含みちゃちい印象しかない。というか、逆に笑ってほしかったのか?そういう風刺だったのか?だとしたらゴメンだけれど。
ジェニファー・ローレンスはまぁまぁ。てっきり手を下さずにうまいことエンディングまで引っ張るのかと思ったらあっさり撃ち殺したのには驚いた。ジョシュはどうだろう、パワフルなふれこみの役回りに彼は小さすぎるし、というか対極な気がするのだが。センターオブジアースでも息子だから良かったけれど、主役級だといわれるとうーんとなってしまう。
他にも、クラヴィッツとか配役するのは何か裏にあるんだろうかとすら思ってしまう。また、ドナルド・サザーランドやスタンリー・トゥッチなど、名俳優を殺しまくるつまらない役柄。勿体ないなぁ。エスターで存在感を見せた子は、ずーーっと悪役路線なんだろうか。いや、これは似合うけど。
ストーリーにも難あり。途中でルールが変わったり、一部にお助けアイテムが送られたり、そもそも娯楽?賭け事?としても成立しないだろう。また、生き残ることにどんな意味があるのか、サバイブせざるを得ない理由づけみたいなものも弱すぎる。例えば家族全員にパネムでの市民権が与えられるなどするなら別だが。
アクションは乏しかったのでじゃあ純愛ものならばどうか。実はこれもよく分からない。残してきた彼氏と、ハンガーゲームで一緒に戦う男、結局どちらも中途半端極まりない。
ルーが主人公に肩入れする意味も分からないし、同盟を組む方法も意味も不明だし、あまりに危険な蜂の巣の下で普通に一晩寝るし(命を狙う方も狙われる方も全員だぜ!?)、最後のルール変更も余裕で予想できてしまうし、回避方法もちっとも決定打になっていない。妹が選ばれました、代わりに出場しました、生き残りました、で何?みたいな。これで2があるよって言われても正直、行きません。
と、いうことで5点。
評判良いんですけどね、僕にはちょっと、、でした。