監督 ミシェル・ゴンドリー
出演者
ジャック・ブラック
モス・デフ
ニュージャージー州パッセークにある寂れたレンタルビデオ店「Be Kind Rewind」。店長のフレッチャーは市の再開発担当者から立ち退きを迫られていたが、ジャズ・ピアニストのファッツ・ウォーラーの生れた場所でもある自分の店に誇りを持っていた。
旅行に出た店長から店番を任されたマイクのもとに、友人のジェリーがやってくる。ジェリーの住むトレーラー・ハウスのそばにある発電所を襲撃しよ うというのだ。マイクはこれを拒否。一人で出かけたジェリーは感電し、翌日店を訪れたために、店中のビデオが磁気の影響を受けて映らなくなってしまう。そ こへ店の大事な顧客であるファレヴィチが『ゴーストバスターズ』を借りに来る。
店の信頼を失わないように2人が考え出した答えは、自分たちで映画を撮り直すことだった……。
僕らのミライへ逆回転wiki
原題は作中のビデオ店の名前でもある「Be Kind Rewind」
ご返却の際にはビデオを巻き戻しください、というビデオ店の上等文句だ。懐かしい。
さてジャック・ブラックといえば最近ではポーの声だ。(カンフーパンダ)
まだ観てないけど、ガリバー旅行記もこの人。
で、この作品自体はもうひとつ入り込めなかった。
中身はバカ暖かい感じで、ほんわか。悪くないのだが
何て言うか、、二人がどれだけ昔の作品を愛していたのか、とか
発電所のくだりとか、リメイク版をことごとく受け入れてしまう街の人たちとか
そのあたりがぼんやりしちゃったり、ちょっとあり得なかったりしちゃってる。
さらに最近の(当時の)金ばかりかけたハリウッドリメイクを皮肉ってるハズなのだが
そうするのであればもっと原作の良さをオマージュした作りというか
もっと「愛をこめてやってるよ」的アピールが欲しかった気がするのだ。
出来あがったリメイク自体に「おぉ、これなら観てみたい」という魅力が足りないから、
それならハリウッドリメイクと何が違うのさということになり兼ねない。
微妙に残念なんだよな。。
とはいえテーマはハートフルで良かった。
ちょっと町全体がおバカ過ぎるきらいがあるけど、最後は微笑みながら鑑賞しました。
ちょっと個人的に期待してしまったところがあったので、辛目採点5点。