あれから、4年と3ヶ月が経ちました。


真っ暗闇の中をただ耐えて時が過ぎるのを待っていた1年。

夜が怖くて、気を抜くとあちらの世界に逝ってしまいそうで精神科にも通っていました。

アメブロを見て、自分と同じ境遇の方のブログを読んで皆頑張ってるから自分も頑張ろう、と奮い立たせてました。


2年目は少しだけグレー色の世界になってきました。

楽しむ事、笑う事、自分を許す事が少しづつ出来るようになってきました。


3年目、前を向いて、自分の未来を考えるようになってきました。自分のやりたい事、やりたかった事に手を出し始めました。


眠らせていたチョークアートを再始動。

人と接する事が苦手なのに、ワークショップを行わせてもらったり、動画でレッスンを受けて海のレッスンの認定講師に認定していただいたり。


そして、4年目の今、元々は大好きなハワイアンのモチーフを描きたくて始めたチョークアートですが、今は「空と海のチョークアーティスト」として活動させていただいています。

あの子と見た星空

あの子と見た夕陽

あの子と見た朝日

あの子と泳いだ海

そんな思い出をチョークアートで表せたらと日々勉強させていただいています。








遺族会とコラボが出来たら最高。と、いつも支えてくれている方におっしゃっていただき、密かに夢見はじめました。

展覧会も夢のまた夢ですが、

お子さんを亡くされた方々が、お子さんを思い浮かべて描く空をお手伝い出来たらどんなに幸せだろう、と思い始めました。

皆はどんな空を描くのだろう、、、。

皆にも空を描いて欲しいなぁ、、、。

ワークショップ、やりたいなぁ。

夢見てます。




事後間もない頃、お子さんを亡くされた方がどんな未来を歩んでいるのか知りたくてアメブロを読んでいました。


不安で心配で仕方なかったあの頃

先を歩く方達の未来はどうなってるのだろうか。いつも気になっていました。


4年経った現在、私は前を向いてます。

笑う事も喜ぶ事もあります。

あの時は笑う事も喜ぶ事も申し訳ないと思ってた。

でも、今はあの子も一緒に笑ってる。

あの子も一緒に喜んでる。そう思えます。


4年前、あの子はどこにいるんだろか。

暗闇の中で苦しんでいないか、寂しくないか、辛い思いはしていないか、、、どこにも見えなくて常に心配でした。

でも今は元気に頑張ってるかな。と少し離れたところで仕事でもしているかのような感覚です。

もちろん、会えない事、近くにいない事は寂しいし、生きていたら、、、、の考えは無限に出てきます。でも、心はそばにいるようなそんな感覚がしています。


今も子供を亡くした事はごく一部の方にしか伝えていません。

あの時の長男の年齢を次男は通り越し、相変わらずの不登校ですが、高校の事も少しは考えているようです。

あの時の長男と同い年になった娘は時々休みながらもマイペースに頑張っています。


私も少しだけ外で働いて、家ではひたすら空と海を描いてます。



今苦しい思いをしている方

時間薬はあると私は思います。

忘れていくわけでもないし、乗り越えていくものでもないです。

また違った形に変わっていく、、、

共に生きていく、、、、

私の心に常にあの子がいる、、、それは間違いないです。


だから、耐えて欲しい。

空を見あげて欲しい。


時間が経てばまた笑って過ごせる日が来ます。


私は元気でやってます。