おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
先日、所用を済ませた帰りに
参拝させていただいた神社でのことです。
平日の昼下がりで
参拝客は少なめでしたが、
拝殿前で目を閉じて手を合わせ、
うつむきがちに
一心不乱に祈っている人が目に止まりました。
近づくにつれて聞こえてきたのは
祝詞の奏上です。
参拝を待つ人が
少しずつ後ろに増えていきますが、
気にする様子はありません。
待つのを諦めて、
横あいから参拝して帰っていく方も
何人かいらっしゃいました。
「すごいわね」と声が聞こえました。
もちろん褒めているわけではなく、
場を独占していることに呆れているのです。
境内を少し散策して
改めて拝殿前に戻ったところで、
ようやく参拝を終えたその人と
すれ違いました。
参拝を待つ人たちに会釈するでもなく、
参道の中央を意気揚々と帰っていかれました。
祈りは「意乗り」でもあります。
神様に自分の意思をはっきり伝えることは
できていたのかもしれません。
けれど、長時間拝殿前を独占した姿は
どう映ったでしょうか。
少し残念な思いがぬぐえませんでした。
神仏の働きは、守護と後押しです。
自分さえよければという姿勢は、
それらを遠ざけてしまうことも多いのです。
ゆっくりと気持ちを込めて
“言霊”を祈りの道筋に乗せることは
決して悪いことではありません。
ほんの少し周りを見ることを
忘れないでいるなら、むしろ
願いは届きやすくなるかもしれません。
今日は一粒万倍日です。
神社は、いつ出かけても
清浄な気が満ちている場所ですが、
吉日を選んで出かけるのは
受け取るパワーをアップさせるコツです。
また、毎月2回訪れる二十四節気と誕生日は、
お祈りの効果が特に上がるときです。
ご縁のある神社に
お出かけになってみませんか?
今日は一粒万倍日。
次の二十四節気は二十三日の霜降です。
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