おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
今日は十方暮れ(じっぽうぐれ)入り。
ちょっと聞きなれないかもしれませんが、
暦の選日のひとつです。
十方暮れは、日の干支(十干と十二支)が
甲申(きのえ さる)の日から
癸巳(みづのと み)の日までの10日間のこと。
今日から23日までが十方暮れの期間です。
この期間は、
日の干支の五行が相剋となるため
十方の氣が塞がり、
何事もうまくいかない凶日とされています。
【五行(木・火・土・金・水)の相剋関係】
相剋は、赤の矢印の通り相手を攻撃する関係。
・「水」は「火」を消す
・「火」は「金(金属)」を溶かす
・「金(金属)」は「木」を切り倒す
・「木」は「土」から養分を吸い取る
・「土」は「水」を汚す
実は、3日目の丙戌(ひのえいぬ)は火と土、
6日目の己丑(つちのとのうし)は土と土で
どちらも相克関係ではない日なのですが、
十方暮れの期間は周りの日の影響を受けるため、
期間中すべてが凶日になるとされています。
どの方位にも障害があって
身動きが取れないことを
「八方塞がり」と呼びますが、
十方暮れの十方とは、
東、西、南、北、東南、西南、東北、西北の 八方位に、
さらに天と地を加えて十方位。
つまり、本当に
すべての方位が 暮れている=闇
という訳です。
大事なことは
避けておいた方がよさそうですね。
十方暮れは
陰陽五行説から生まれたものですが、
「途方(十方)に暮れる」という
語呂合わせから生まれたとされる説も。
十方暮れの期間は、一般に
すっきりしない曇り空の日が多いのですが、
猛暑続きの今年はどうなることか。
体調に気をつけてお過ごしください。
いつもありがとうございます。
とても励みになります。
クリックで応援よろしくお願いします。