おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
この世の中のあらゆるものは
陰と陽の二つの氣から成り立っていて、
互いに補い合い、調和して発展する
と考えられています。
そして、毎日の暮らしの中に根づいている
一番身近な陰陽は数字です。
奇数が陽の数、偶数が陰の数で、
陽の数は昔から「割りきれない=縁起がよい」
と考えられてきました。
たとえば、五節句の1つである明日の七夕も、
7月7日と縁起のよい陽の数字が重なっています。
今年は令和7年なので、
令和7年7月7日と、重なり具合も陽の数。
日々の暮らしに登場する数にも
陽の数字を重ねたものは多いのです。
俳句は五、七、五
短歌は五、七、五、七、七
子どものお祝いは七、五、三
かけ算を覚えるのは九九
結婚式なら三三九度……。
とはいえ、陽のものが
ずっと陽であり続ける訳ではなくて
すべてのものは
陰から陽へ、陽から陰へと
常に変化しています。
陰と陽との関係は、絶対普遍ではないのです。
月は、それ自体は陰なのに
新月なら陰で満月になれば陽となるように、
陰陽は捉え方一つで変化します。
また、陽が明、陰が暗であることは
状態の表現であって、
どちらが優位というわけでも
正しいわけでもない。
時とともに形を変えていくのは、
人も空間のエネルギーも同じこと。
陰がずっと陰であり続けることがないなら、
いま仮に辛い時期を迎えていたとしても
状況は絶対に変わるということです。
とても柔軟で、時には
ちょっと励まされる考え方ですね。
陰陽が反転して
ふっと楽になるタイミングは
必ずやってきます。
大切なのは、そうなる前に
諦めないこと、投げ出さないことでしょうか。
五節句には、桃の節句の雛あられや
端午の節句の柏餅やちまきなどのように、
その日に食べるとよいものが決まっています。
七夕の場合は、
機織りの糸に見立てたそうめんです。
願いごとを記す五色の短冊と同様に、
そうめんにも五色や七色の麺があるのを
ご存知ですか?
地域によっては、七夕に
五色や七色のそうめんをお供えするのだとか。
この日にそうめんを食べると
「ご縁」が繋がるとも言われます。
明日のお昼は、そうめんをどうぞ。
厳しい暑さが続いています。
無理ぜず自然体で過ごしましょう。
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