おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。



ご近所で新築工事が始まりました。

長らく空地になっていて
草木が生い茂っていた場所です。

代々の持ち主のご家族の家が建つのだと
聞いた際に、
「人手に渡ったことのない土地だから
地鎮祭も必要ないらしい」
というのが気になりました。

義務付けられているわけではありませんが、
最近は行わないことも珍しくないと聞いて
残念に思っていたところだったからです。



地鎮祭は、工事の開始前に土地を清め、
その土地の神様に
工事の安全と無事な完成を祈願する儀式です。

長年放置していた土地に
新たに建物を建てて住み始めるのに、
30分程で済む地鎮祭をしない。

自分は何もしないまま、
先祖代々相続してきた土地だから
無条件で守られていると考えるのは
どうでしょうか。

たとえこれまで何の問題もなかったとしても、
今後も同じとは限りませんし、
環境は時間の経過によって変化します。

また、地鎮祭では、その土地を清めて
工事に関わる方たちの安全祈願も行いますから、
一概に自分だけのことでもないのです。



肉体が魂の器であるように、
住まいする土地も同様です。

命ある間、その場所を使わせていただく。

そう思えば、昔ながらの方法で
その土地の大いなる存在にご挨拶するのが
自然なことに思えてきませんか。




神頼みなんてと思われる方も
あるかもしれませんが、私自身は
物事は最終的には神頼みだと思っています。

“人事を尽くして天命を待つ”とか
“運を天に任せる”とかいうように、

できる限りの努力をしたなら、
結果は天にゆだねるしかありません。

そうそう、地鎮祭というと、いかにも
東洋のものというイメージですが、
世界の人口のおよそ70%以上が、
土地や建物の儀式を信奉しているそうです。


困った時、苦しい時だけでなく、

日々の暮らしの中での繋がりを大切に。


今日は父の日です。

 



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