おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
書店の店先が暦やカレンダー、手帳などで
溢れる時期がやって来ました。
世の中の風に押されて、
普段は風水を気にしない人でも
ちょっと興味が湧くのがこの季節です。
風水では「陰陽五行」という考え方で
この世界に存在するものをとらえます。
この世界(時空)に存在するあらゆるものは
陰と陽に、また
木・火・土・金・水の5つの要素=五行に、
分類することができるという考え方です。
お馴染みの陰と陽をあらわす図。
白い部分が陽で、黒い部分が陰ですが、
白い部分が増えれば黒い部分が減り、
黒い部分が増えれば白い部分が増える。
そして、白の中にも黒が
黒の中にも白が存在して、
バランスを保っているのがわかります。
五行の関係を見てみましょう。
右回りの循環は、生み出す流れ。
左回りの循環は、抑制する流れ。
中央の矢印は攻撃する関係です。
この世界に存在するものは、
目に見えるものも見えないものも、
すべてがこの関係の中に組み込まれて
バランスをとっているわけです。
たとえば、人間関係で考えてみましょう。
人も生まれ年から
五行に分類することができます。
火の氣をもつAさんが
何かと反発する水の氣のBさんを
グループから追い出したとします。
世界はバランスを保とうとするため、
やがてそこには、同じ水の氣をもつ
Cさんがやって来ることになります。
陰陽も五行も
それらは常に変化していますが、
この世界は拡大していくものなので
減ったまま、歪なままということは
考えにくいのです。
Bさんを排除しても
よく似たCさんがやって来るなら、
今のメンバーで上手くやっていく方法を
考える方が建設的です。
この場合は、
木の氣をもつDさんに相談して
間に入ってもらいます。
五行の図で、自分の氣の両側の氣とは
相性がよいのです。
木の氣のDさんは、火の氣のAさんとも
水の氣のがBさんとも相性がよいので、
バランスを崩すことなく
調整することが可能です。
こんな風に、
バランスを崩すことなく調整したり、また
崩れたバランスを修復、改善したりするのが
風水の手法です。
風水の手法は、
基本となる陰陽五行の考え方をもとに
何千年もの時間の中で精査され、
現代に至った確かなもの。
暦が身近に感じられるこの季節に
興味を持っていただければ幸いです。
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