おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

土用に入ってそろそろ1週間。
みなさま、お変わりありませんか。

季節の変わり目のこの時期は、
医療や生活関連の技術が発達した今でさえ
体調を崩しやすい時期です。

昔の人たちが体調を考え、
静かに過ごすことがよいと考えたのも
不思議なことではありません。

ただし、静かに過ごすというのは、
何もしないでのんびりするというのとは
少し違います。


“人間50年” が当たり前だった江戸時代。
儒学者・貝原益軒が著した『養生訓』には
人生の楽しみ方として「三楽」が登場します。

【人生の三楽】

・人として正しい道を歩き、善を楽しむこと

・病なく快く楽しむこと

・長命で人生を長く楽しむこと




この3つの楽しみがなければ、
真の楽しみはないのだと記されています。

健康でなければ、自身の目標を叶えることも
役割を果たすこともできません。

『養生訓』の養生とは
何もしないでのんびりすることだけでなく、
心を静かに保ち
自身が成すべきことを成すこと。

家だって、空き家のまま放置されれば
傷んでいくばかりです。
住む人があって日々適度に使われてこそ
保たれる。

人も休んでばかりいては鈍ってしまうし、
動き過ぎては疲れて体を損なってしまう。


何事もバランスが大切ですね。

人生100年といわれる現代にも
そのまま通じる考え方だと思いませんか。


貝原益軒は、人生50年の時代に
80代まで生きた人。

『養生訓』を著したのは
80歳の頃だとされています。

日々の生活の本当に細かいことまで
いろいろ書かれていますが、

なんといっても一番実感できるのは

「老後は若い時より
 月日の過ぎるのが十倍早いから、
 一日を十日とし、十日を百日とし、
 一月を一年として、
 喜び楽しみ、無駄に暮らしてはいけない」



「老後の一日は千金に値するのだから、
 一日でも楽しまずに過ごすのは惜しい」

という部分。

60代を老後と捉えるかどうかは別として、
確かに時間の過ぎるのは早いので、


まだまだこれからいろいろなことを
たくさん楽しまなきゃと思うわけです。


今日は土用の丑の日。

「う」のつくものと黒いものを食べて

元気と運気を養う日。

特にシジミはおすすめです。


二日酔いにいいからと、

アルコールの分解作用ばかり注目されますが、

夏が旬のシジミは栄養素も十分。


疲労回復効果は、この時期

眩しい日差しを受ける眼にも有効。

鉄分も豊富なので貧血予防にも。




そして、明日は金運にご縁のある寅の日。
風水でいう金運は、お金だけでなく


豊かに楽しく暮らす運気全般のことです。
元気出していきましょう。

 



いつもありがとうございます。
とても励みになります。
クリックで応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 風水生活へ
にほんブログ村


■鑑定のお問い合わせ
住居・オフィスの風水鑑定、
お引越し・旅行等の日取り選びなど
お気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから