おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
昨夜の中秋の名月、ご覧になりましたか。
東京では午後からずっと曇り空。
雲の切れ間からでもと期待していましたが、
満月を迎えた19時ごろには
とうとうにわか雨に。
「中秋の名月、十年に九年は見えず」
と言われるだけあって、なかなか手強い。
お月見は澄んだ夜空の月をめでる
風流な行事ですが、
雨で月が眺められないくらいでは
あきらめたりしないのですよ。
雨雲に閉ざされて見えない月を
「雨月(うげつ)」と呼んで楽しみます。
見える見えないにかかわらず、
厚い雲の上には確かに存在する月を
感じることができるかどうかなのでしょう。
なんだかちょっと幸せと似ていますね。
すっかりあきらめていたのですが、それでも
月を待つ人たちの心が通じたのでしょう。
にわか雨の後は少し雲が晴れて、
短い間でしたが
十五夜の月を楽しむことができました。
雨雲に閉ざされていても
雲の上には確かに月はあるのですが、
やはり見上げる空にある輝きが一番ですね。
そして、今夜は十六夜(いざよい)。
十六夜は わづかに闇の 初め哉 (芭蕉)
十六夜の月も、江戸の俳人・松尾芭蕉が
俳句に詠むほどの美しい月です。
満月がほんの少し欠けはじめて
浄化や排出作用が高まっていきます。
今日で9月も終わりですね。
楽しい週末をお過ごしください。
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