おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

いよいよ明日は中秋の名月。

この時期は台風や秋の長雨などの影響で
天気の崩れることが多いため、
「中秋の名月、十年に九年は見えず」
という言葉があるそうですが、
今年はなんとか大丈夫そうですね。


ところで、去年は9月10日だったのに
今年の中秋の名月は明日29日。

ちょっと時期が離れ過ぎな気がしませんか?

実はこれ、明治の初めまで使われていた
旧暦(太陰太陽暦)と関係があります。

中秋の名月は、毎年
旧暦の8月15日と決まっています。

旧暦では、新月の日が月の初め=1日で
月の満ち欠けが一巡する期間が1か月。

大の月が30日で、小の月は29日です。

月の満ち欠けの周期は平均で約29.5日なので、
約29.5日×12か月=約354日。

1年は365日なので、約11日足りません。

この計算通りだと、
2年で約22日、3年では約33日と、
季節とのズレはどんどん広がっていきます。

そこで旧暦(太陰太陽暦)では、
2~3年に1度の割合で閏月を加えて
1年が13か月ある閏年を設けることで、
季節とのずれを調整してきました。

実は、今年も13か月ある閏年です。
暦や万年暦がお手元にあれば
開いてみてください。



新暦(グレゴリオ暦)の2月20日は新月で
この日が旧暦の2月1日となっています。

ところが、
それから30日後の次の新月、3月22日も
旧暦の2月1日となっています。

これが「閏2月」です。

ここで調整されたので、今年は去年より
19日ほど中秋の名月が後ろにズレました。

新暦では4年に1度、1日増えるのが閏年ですが、
旧暦では2〜3年に1度、どーんと1か月増えます。

日々の吉凶等に何気なく使っている暦ですが、
1年が時々13か月になっているなんて
ちょっと面白いですね。

お月見団子やススキを用意して、
明日は旧暦閏年の中秋の名月を楽しみましょう。

 



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