おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

昨日の東京は蒸し暑い1日でした。

用事を済ませて甘味処で休憩していると
涼しい店内と言うのに
かなり白熱している方たちが。

「非常識よね」
「聞いてくれればいいのに」と姦しい。

どうやら上棟式の後にまいたお餅を
お嫁さんが焼いて食べたのが原因らしい。

餅まきをするかどうかは
その土地の風習や周辺環境にもよりますし、
最近はやらないことも多いようです。

たぶん、お嫁さんは
焼いて食べちゃいけないのを知らなかった。


そうした風習のない土地の

出身なのかもしれませんね。

「聞いてくれればいいのに」って、
知らなきゃ聞けませんよね、さすがに(汗)



では、餅まきの餅を焼いて食べては
なぜダメなのか。

上棟式は地鎮祭と同様、
新築する家に災いが起こらないよう祈願する
神事の1つです。

上棟式の後に餅をまくのは
江戸時代頃から行われるようになった風習で、
土地によっては、お金をまくところも。

これには、五行(木・火・土・金・水)が
関係しているのです。

右回りの矢印は、

相手を生み出すエネルギー。

赤い矢印は、
相手を攻撃するエネルギーです。

お祝いだからと
紅白の餅が使われるようになりましたが、
もともと、餅まきに使われるのは白くて丸い餅。

白も丸も五行では「金」にあたります。

「金」は「水」を生み出します。

日本家屋は「木」でできていて
火事(火)に弱いため、
「火」を抑える必要があります。

「水」は「火」を攻撃する=消すことで
「火」を抑え、「木」をサポートします。

餅まきは、新しく建てる家(木)を
「金」の象徴である白い丸餅をまいて水を生み
火事から守るための仕掛けなのです。

赤い矢印が示す通り、
「火」は「金」を攻撃する存在。


餅を焼いてしまうと、

「水」を生む「金」の力が弱まってしまうため

焼いて食べてはいけないとされているのです。

また、

「金」は「木」を攻撃する存在でもあるため、
その日のうちに食べてしまいましょう。

ちょっとややこしいですが、
昔から行われていることには
ちゃんと理由があるということですね^_^

明日は甲子です。
元気出していきましょう。

 



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