おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。

立ち昇るお香の煙は、
もともとは神様を喜ばせ
天にある神と人とを繋ぐための
捧げものでした。

風水では、氣の流れを調整することで
居心地の良い空間を作り出したり、
運氣を呼び込んだりします。

わが家では、毎朝お気に入りのお香を焚いて
香りを楽しみながら1日をスタートします。

邪気は清浄な香りの強いものに弱いので、
住まいの氣の浄化にも役立っています。

においや香りは脳に直接届くため、
心が反応するのも早いのですよ。

空気が淀んでいたり、
嫌なにおいがこもっていては
気持ちも沈んでしまいますね。

香を焚いたり、生花を飾ったり、
空間に漂う香りは、浄化作用だけでなく
心をリラックスさせる効果もあって、
人の行動にも影響を与えます。

香りを使った空間演出は、
一流ホテルなどでも採用されています。

香りが苦手な方なら、
毎朝空気を入れ替えるだけでも
空間の氣は変化しますよ。



ところで、東大寺正倉院に伝わる香木を
ご存知でしょうか。

正式名称は黄熟香(おうじゅくこう)。

足利義政や織田信長、明治天皇など、
歴史に名を残す人物たちも楽しんだ
とされる天下一の銘香は、
1200年の時を経ても
その香りを失ってはいないそう。

面白いのは、その雅名※(がめい)です。
※雅名: 風流な呼び名のこと

「蘭奢待(らんじゃたい)」と呼ばれています。

雅名の蘭・奢・待の文字の中には
それぞれ東・大・寺の文字が隠れています。

ゆったりと香りを楽しむ余裕が、
雅名に、香を伝える寺の名を組み込むという
遊び心に繋がったのでしょうか。

天下一の銘香とはいきませんが、
歴史上の人物たちに思いをはせながら
お気に入りの香りを楽しんでみませんか?

 
今日は新月。

新しいことを始めるのによい日です。





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