おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
占術は、大きく分けると、
命術、卜術(ぼくじゅつ)、相術の
3つに分類されます。
命術は、
九星気学や四柱推命、西洋占星術など、
生年月日を使って占うもの。
卜術は、易やタロットのように、
問いを立てた時に現れた象徴などから占うもの。
相術は、手相や人相など
人を外側から見ることによって占うものです。
卜術では、「一事一占」といって
同じ事について何度も占うことをしません。
それは、
問いが生まれた瞬間に答えが生まれる
と考えられているから。
もしも良くない結果が出たなら、
良くない方向に向かっている状況を知って
注意したり、対処したりすることが大切。
前もって対処できたなら、
結果も変化するように思います。
良い結果が出るまで繰り返し占って
何度目かの結果に安心するよりも
「一事一占」は、ずっと現実的なのです。
実はずっと以前に、
実行の可否を易で占った時のことです。
結果は否。
今はその時ではないと出ました。
日を置いて3度も繰り返したのに
何故か3度とも同じ卦が。
それでも諦めきれず、
とうとう4度目は先生に診ていただきました。
……結果は惨敗!
最初の3度は
「無理しても結果は良くないよ」
くらいの軽い否定の卦だったのですが、
4度目は
「何度も聞くんじゃない!」
って声が聞こえてきそうな完全否定の卦に。
3度も同じ卦が出た時点で
薄々感じてはいたものの、
問いが生まれた瞬間に答えが生まれているのを
自ら体験することになりました。
後から考えれば、確かに
その時は実行しなくて正解だったのですが、
繰り返し占じても少しも結果が良くならず、
さすがに凹んだのは忘れられません。
盤石の卦でGOサインをもらったのは、
それから2年後でした。
風水を仕事にしていながら今更ですが、
時代を越えて受け継がれてきた占術は、
私たちの人生を支えてくれますね。
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