おはようございます。
風水師の圓山(まるやま)真央です。
昨日は春の土用に食べる「い」のつく食べ物
についてお伝えしましたが、
今日は「土」に関わることについて。
春・夏・秋・冬を五行に当てはめると、
それぞれ木・火・金・水となります。
各季節の間の期間が、土用と呼ばれる
土の氣を持つ時期です。
生物は死ぬと土に返り、
その土が新たな芽吹きを育む。
土は死と再生の役割を担い、
それぞれの季節のはじまりと終わりをつなぐ
調整期間なのです。
土用は、もともと
「土旺用事(どおうようじ)」
と呼ばれていました。
土用の期間は、土を動かしてはいけない
とされています。
もともとの表記を見ると
その理由が見えてきます。
「土旺用事」の「旺」は盛んな様子、
「用」は働きのことなので、
土の氣が盛んに働く期間を意味します。
でも、過ぎたるは及ばざるがごとし。
五行の要素にもバランスが大切なのです。
土の氣ばかり強くなると
五行のバランスが崩れます。
土用に土を動かさないのは、
土を動かすのをやめることで
強くなりすぎる土の氣を抑えているとも、
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期の
農作業を戒めているとも言われます。
土を動かしても大丈夫な間日(まび)は、
土の神様・土公神(どこうじん)が
文殊菩薩に招かれて天上に行かれていて
地上にいらっしゃらない日なのだそうです。
神様が見ていらっしゃらない間に
ちゃっかり土を動かしてしまうんですね。
春の土用の間日は次の4日です。
4月22日、23日、26日、5月4日
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