HARDYを楽しむ方法

HARDYを楽しむ方法

HARDYを「人生」と置き換えてみる。

 あくまで私の場合、一般的な渓流では2種類。忍野用に追加で1種類、計3種のドライフライしか使わなくなってしまった。勿論、若い頃はマッチザハッチを意識して、様々なドライフライを巻いたが、ウェットフライを好むようになってから、あまりマッチザハッチを意識することが無くなった。釣果という面ではわからないが、優柔不断な性格の私は、流れの前に立つと、フライボックスのたくさんのフライに翻弄されまくりで笑、とても疲れてしまう。だが、パイロットフライを決めてからは、心が安定して、結局最初に結んだフライで釣り続けることが多かった。キャスティングの師匠からは、キャスティング以外のこともたくさん学んだ。その一つに「茜」と呼ばれるドライフライがあった。

 サイズは#10、特徴的なのは、ボディ材に金鶏(ゴールデンフェザント)を使用する。フックはパートリッジのBまたはMAYFLYというアップアイで捻りの入ったやつ。

 黒とオレンジの部分を5本くらいまとめてフックに巻き付け、ゴールドのティンセルでバラけないように固定する。師匠のオリジナルはテイルにハックルの柔らかくて長い部分を使用していたようだが、私のバージョンは金鶏の金色の髪の部分を数本長めに取り付ける。

 その部分は硬くてダメだという説もあるが、私は釣果に差は感じないし、何とも無駄無くカッコ良いので、今では私のオリジナルとして愛用している。このフライの肝はハックルで、無数のハックルの中からこれだ!と思うハックルを見つけることから始まる。

私のブルーダン。光の透過性が重要。

私のハニーダン。ヒーバートのシャンパンゴールドを使っている。

 ここら辺の色も良いのだが、使える部分が少ない。安売りしているものの中からお宝を探すのも楽しい。注意事項としては、あまり巻き過ぎないこと。茜はあくまでカゲロウのイミテーションであり、光の透過性、弱さが重要で、厚く巻き過ぎると、ヒゲナガに近くなってしまう。それはそれで釣れるのだが汗。

 これはハックルを巻き過ぎた、私のカディスパターン。これはもはやカゲロウではないが、イブニングはこれが一番。また、流れが強い本流や山岳渓流でも視認性に優れ、良く浮き、日中でも良く釣れる。そういう意味で、私が常に結んでいるのはオリジナルの茜ではなく、私の失敗から生まれた「茜カディス」(命名は私汗)でした。

 そしてもう一つ使い続けているドライフライが、こちらは定番でフライマンなら誰でも知っている「ライトケイヒル」#16。

 これ、万能だし、巻くの簡単だし。流れが比較的フラットだったら大体コレ。茜では使わない細い根元の部分(こちらの方が世間的には需要がある汗)を無駄なく使用できる。最高の輝き。

 フックは前にも触れたが軸の太いパートリッジのJ1A#16。J1Aはウェットフライ用だが、問題無い。逆にボディ材を巻かずにスレッドだけでボリュームが出るので、水が染み込まず、良く浮き、フック形状が超カッコいい笑。使用上の注意としては、必ずかえしを潰して使ってほしい。と言うのは、太軸ゆえに、かえしを潰さないとフッキングし難いという点がある。でも、大抵のフライマンはかえしを潰して使っているでしょうから抵抗無いはず。または、珍しいフックだが、パートリッジのリッツ#16。これもBフック同様に捻りの入ったドライフライ用のフック。

 そして最後におまけで「忍野」と命名したミッジ。ミッジと言っても#18だけど。これは忍野以外では見えないので使い難いが、忍野ではとても効果がある。

 さらにおまけで、殆ど出番はないが、ハーディーズフェイバリットのドライフライバージョン。

ハーディーズフェイバリット。#10。

 せいぜい、こんなものだろうか。今日は簡単に私のドライフライを紹介してみたが、そのうちウェットフライも紹介します。ああ、釣りに行きたい! では、また。