はろー。
金曜は今日の朝までチルカラして、そのまま大阪へサッカー検定を受けに行き、夜は四条烏丸のスポーツバーでオランダ戦をみてきました。
なのであんまり寝てません。
なのにあんまり眠くありません。
オランダ戦、俺が好きなチームのひとつなので、この対戦が決まった時から非常に楽しみにしていました。
龍さまに批評を頼まれましたし、自分も大好きなオランダとのゲームを自分の中で総括しておきたい気持ちはあったので、書いてみたいと思います!!
なんせ、スポーツバーとはいえ、サッカーのあまり知らない友達に解説しながら見ていたので、結構論理構成ができているんです笑
以下、興味ない人はさようならした方がいいかも…笑
結論からいえば、非常に収穫のあるゲームだったと思う。
岡田監督は、今までのコンセプトがどれだけ強豪に通用するかを試す機会だと位置づけていたし、メンバー選考を見てもそれは明らかで、新しい選手は森本くらいだった。
結果だけ見れば、3-0という完敗だけれども、日本がやろうとしているサッカー、コンセプトは決して間違ってはないように思った。
前半だけ見れば日本は素晴らしかった。決定的場面はなかったけれども、それ以上にホームのオランダにそれを与えなかったことが評価できる。最終ラインを非常に高い位置まで押し上げて、コンパクトに保った上で、玉田を先頭に怒涛のようなプレスをかけ、なるべく高い位置でボールを奪い、10秒以内でシュートまで持ち込む。
岡田監督がずっとやりたかったサッカーを、前半だけだけどもオランダ相手にできたことはよかった。要因としては運動量が豊富であったこと、ボールの奪いどころが今回はチーム全体で統一されていたこと(今日でいえば相手のボランチのデヨングもしくはメンデス)、サイドの守備時に常に数的優位をつくれたことで、ロッベンとファン・ペルシーを自由にさせなかったことが挙げられるかな。
でも飛ばしすぎなことはきっとこのゲームを見ていた誰もが思っただろうし、俺自身も、後半は正念場だと思っていた。なぜなら、もちろん運動量の問題もあるし、なによりオランダの1-0で勝つよりも4-3で負けたいというお国柄を考えると、前半にホームで格下の日本相手に0-0でしかもポゼッションで負け気味というのは憤り以外の何物でもないだろうと思ったから。
もともと、海外では、日本と違って、親善試合というのは単なる練習試合と捉えられることが多く、より多くの選手を試したい意向が強いため、オランダも前半ベストで来て、後半は次々に選手を変えてミニゲーム程度のモチベーションで来るだろうと予想をしてた。
でも前半0-0で折り返したことで、後半も本気で行かざるを得なくなった。これも3-0につながったんだろうと思う。
サッカーは、戦術や技術ももちろん大切だけど、やっぱりメンタル。メンタルでチームが45分間で全く別のチームになる。本当にチームは生き物だとこれほど痛感させられるのは野球以上だよ。
で、後半。
日本は完全に運動量を失い、向こうの中盤3人にスペースが生まれて、うまいように使われたね。特にスナイデルの縦パスの精度には脱帽。1点目のファン・ペルシーも、1流はあのタイミングで打つよねってこと。2点目のスナイデルのミドルは完全に06W杯のロナウドの4点目を思い出した。
あのレベルの選手にアタッキングサードで前向かれたときに、脚の長さ×2くらいのスペースを与えれば打ってくる。(ていうかアタッキングサードであんだけフリーでスナイデルにボール持たせること自体が問題)
あそこで挟みこめない、プレス行けないところは運動量の欠如と関連した今後の課題だし、プレスに行けなかった中澤自身が世界との差を肌で痛感していると思う。それをJに還元することで彼自身も、J自体もレベルアップしてほしい。1歩目の早さだね。
3点目はウイングのエリアを完全にフリーにさせたこと。奪われ方が悪かったために右サイドの2人(うっちーと俊輔)が守備に戻れなかった。疲れた時にいかにして自陣で取られないようなボール回しが落ち着いてできるか。
攻撃に関しては、決定的場面はほぼ皆無。打たされた弱いミドルが何本かくらい。
玉田が頭から行けば入ったのに…てのはあったけどね。あれはポジショニング最高にうまかったけどなぁ。
結局のところは、世界のトップと当たった時にそこまでであとは手詰まりなんだよね。回せるんだけど、回させられてる。
後半の日本代表を冷静に分析すれば、玉田の「数字として現れない」貢献度がみえてくることは明白だと考える。岡田監督のコンセプトを考える上で、ワントップにフィニッシャーの役割をあまり課していないように思うから。2列目のタレントを活かせるトップとして考えたとき、玉田は不可欠なカード。
玉田が抜けた後半、日本は前半以上に何もできなかった。いつもだけど、玉田が抜けて岡崎がワントップになると彼は完全に消えるよね。いなくなって気づく玉田の貢献度。 下がって受けて、パス回しを円滑にして、サイドチェンジを促す。サイドに開いて受けて、サイドアタッカーの岡崎やボランチの長谷部の攻撃参加を容易にさせる。とかね。
FWは得点してナンボ。その通りだと思う。でも、岡田監督のコンセプトを考えたとき、それは決して当てはまらないことに、アンチ玉田さんたちも今日、後半をみて気づけたはず。今日を経ても気づけないなら、批判資格はないでしょう。興梠なんて申し訳ないけど論外。あそこは前田でしょ。
攻撃の改善点として俺が考えるのは、玉田の代わりよりも、「岡田監督のコンセプトを守った上で」(←ここ重要)、決定的な仕事ができる2列目のレシーバーと、長谷部を活かせる相棒探し、クロスの精度に長け、なによりゲーム勘・ゲームを読む力のある、まあ要は攻撃の起点となれる(運動量は言うまでもないです)サイドバッカーを探すことの方が急務のように思いました。
長谷部はここ数試合の動きを見る限り今の代表には欠かせない。でも遠藤との相性はいつもいまいち。俺としては小笠原をごり押しします。
サイドアタッカーは、守備できることを考えたときやっぱり石川もしくは小川。中に切れ込めて、受け手として決定的な仕事を得意とする2人は今必要なピース。サイドバックの攻撃センスの差も顕著に現れた今日のゲームを受けると、エスパの市川と新井場、アレックスは試してもいいかなと思う。あとなによりも加地の代表復帰。
本田については今のままじゃ外される。後半は完全に彼が組織を壊したといっても過言ではないからね。本田の絶大な個の力を活かす布陣を考えるのか、コンセプトに本田を「押しこめる」のか。岡田監督はきっと後者を選ぶだろうけど。
もし後者で行くのなら、ローマの0トップみたいに彼を1トップの位置で使ったらおもしろいと思う。
4-2-3-1のままで行く場合の、オランダ戦を踏まえた俺の理想布陣は
------前田------
石川--本田--中村俊
(中村憲)
-長谷部---小笠原-
新井場-------市川
(加地)---中澤---田中---
俺が愛する4-4-2フラットなら
---玉田---前田---
(本田)
小川---------石川
(中村俊)
後ろは一緒です。
玉田と小川のコンビネーションは彼らのクラブでのデータに乏しい国際試合での初顔合わせでは絶対通用する。前田と憲剛は個人的に大好きなので。あと森本に関しては長い時間帯でプレーするのを実際に見ていないのでこめんとはなし。
ってことで長くなりましたけど、
決して日本がやりたいサッカーの方向性は間違ってない。というかこういう戦い方以外では強豪には勝てない。
課題はアタッキングサードからどう個を活かすか。(本田や森本の起用法)あとは運動量の配分。ずるがしこい戦い方が格上相手でもできるか。要は持つとこは持つ。サボるとこはサボる。行くとことサボるとこをチームとして統一すること。
これですね。
寝ます。おや。