薬剤を注入(注射・投薬)して、目的外の作用が起きた場合を「副作用」と言い、目的外の反応が起きた場合を「副反応」と言います。これらは、あくまでも「目的外」であって「予想外」とは限りません。つまり、注入の目的が「生かす事」であれば、「副作用・副反応」による死亡が予想されても想定内ということになります。
「作用」とは、薬剤による直接の作用で、一般には、目的外の作用が起き且つ不都合な場合を「副作用」と言うようです。なので「副作用で元気になった」とか「今回の注射で眩暈がしたのは、効いている証拠だ」などは、通常は言いませんww
「反応」の場合は薬剤による生体反応を意味し、その反応後に生成された物質による直接反応を利用します。つまり、「mRNA薬剤(通称、ワクチン)」の場合は、生体反応によって目的の「スパイク蛋白質(SP)」を生成し、その「SP」によって、生体が免疫を獲得する「正反応(SPから見ると正作用)」を利用します。
この一連の反応・作用では、どこから「免疫獲得作用」と言うか、どこまでを「免疫獲得反応」とするかは、公式に明確な定義は無いようです。おそらくこれは、「副作用の薬害補償」に関する既存法の盲点を突くために、「副作用」ではなく「副反応」として曖昧さを残したと思われます。
英語圏ではワクチンも治療薬も同じ語「adverse drug reaction(ADR:有害な副作用)」または「side effect(SE:有害の有無を問わない副作用)」を使っているようですが、日本では、厳密な「曖昧さ」を残していますww
「作用・副作用」も薬剤による「生体反応」を利用するのですが、たとえ接種後に接種箇所が赤くはれる場合でも、本来は「副反応」ではなく「副作用」に成ります。mRNA薬剤の「(正)反応」は、目的の「SP」を産生することであり、「副反応」が有るとしたら「目的外のSP」や他の物質を産生したことを意味し、其の後の「反応」は総て「副作用」と言えます。
厚労省は「mRNAワクチンは短期間(数日)で分解される」と言っていますが、「数日」以降に起こった場合は、どのような反応でも確実に「副作用」となります。
美容整形外科医院では、何の病気も患っていなくても「患者」と言いますが、それでも成形に失敗した場合は「副反応・副作用です」とは言いません。
「熱無しコロナ」が流行っているようですが、これは「喉や頭の痛み」等があり病院で受診した人が「コロナ陽性」を示した場合には「コロナ患者」にされてしまいます。少し前には「交通事故で死んだ人」もコロナ陽性の場合は、患者では無くても「コロナ死亡」とされました。
「コロナ陽性」の場合は、死因の如何を問わず「コロナ死亡」なのですが、「mRNA薬剤」の場合は例え接種後に間もなく死んでも、最高で「副反応を否定できない」止まりで、明確な「ワクチン患者」に成ることはできません。
「ワクチン接種」でコロナが予防できるのなら、「コロナ陽性者」は激減する筈ですが、札幌市内の「下水のコロナウイルス濃度」が過去最大値を示しているそうです。但し、この「コロナウイルス」に感染性が有るかどうかは分りませんし、「ワクチン由来」であるかどうかも、私には判りません。
但し、報道機関の作用で国民が反応を示しワクチン接種するのは「正反応」で、私のように接種しないのは「報道の副反応」と言えるかも知れませんww