非モテはモテたいと思ってる。まあ、当たり前。しかしコレも一つのレッテル貼り、記号化の側面があると思う。
拙い経験と人間ウォッチの経験でいうと、モテない人間は、モテたいと思うな、である。理由を以下に述べる。
例としては飛びすぎるが、井沢元彦さんの『逆説の日本史』シリーズで腑に落ちる件があった。
戦国武将全員に「天下統一したいか」と聞けば全員が「したい」と答えるだろうが、本気で考えてたのは織田信長1人だったのでは、
との考察である。
歴史好きにとっては全員にやる気がなければ困るくらいだが。実際には具体的ビジョンもなく、自らの領地を安堵できれば、又はそれで精一杯だったのでは?というのも。武力、経済力文句なしの武田信玄も最晩年にやっと動いただけ。出家して旧勢力(寺)に阿る意識もあり改革は無理、とか云々。
話題それすぎだか、恋愛がままならず、悩む人向けに、snsでも、情報が溢れる。パターンとして
これで、モテるように変身出来た
系が多いと思う。眉唾ものであることはいうまでもない。How to的に試して成功した試しがないのは私の能力だが、周りを見ても、非モテがモテるに変換出来た例は皆無である。
しかし、彼女がいなかったやつに彼女が出来たり、彼氏が出来で綺麗になった、そんな例は枚挙にいとまがない。これは横目で見送ってきて嫌になるほど見た。そしてついつい【モテたい】と考えてしまうのである。
このブログでも度々例に出すが、高校や大学で初めて出来た彼氏彼女と、ついたり離れたりがあっても、遂には結婚する。そこまででなくても、彼女いない
歴まともな年数で紹介され付き合い初めて上手くいった、幼馴染が、ひょんなキッカケで付き合い始めて、、、等。非モテ側から見たら、羨ましいが、これらの例は、別にモテるとはいわない。
つまり、非モテ、弱者の目標や参考は、モテる人ではないということだ。
ふたたび恋愛強者3割法則を出す。
【強者3割、中間4割、弱者3割】だ。
弱者が強者になるのは諦めるべきだが、中間層に行くチャンスはある。
恋愛弱者、非モテ、高齢処女DT、それぞれの自覚がある方が、もし読まれていたら、少し足元を確認されたい。幸いにして、私は恋愛で結婚したが、モテた思いはない。一応結果が出て冷静に振り返れるのもある。恋愛が苦手な方は、生真面目な方が多いと思う。はたしてモテたいですか?
自分と対話すべし、地に足をつければ中間4割に届く可能性も。