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はらぺーのブログ

初めまして!
AD/HD、ASD特性を持つ発達っ子をもつんびり母さんです。
子育てについてや自分の趣味について、どおーんと書いていけたらなって思ってます✨

気が向いたら、のぞいてみてくださいな





キラキラ前回の投稿下差し


前編を見てくださてありがとうございます。


HSP気質な私、ADHD&ASD特性の息子との許容範囲の差を縮め、癇癪やパニックまでいくのを防ぐために、

最初に試したことは、気づき


  1. 最初に名前を呼んで目を見てから、これからやることの全体像を簡単にを伝える
  2. 行動を依頼する度に1個ずつ具体的に伝えて、実行し終わってから次を伝えるようにする
  3. 紙に今からやることリストを作り、やらなきゃいけないことを目で見てわかるように書き出す
  4. “やること”であげた項目の私が思う優先順位を先に説明した後、本人と相談して今、やれそうな順番に並べていく
    電球順番はその都度変えても良い左差し
  5. たくさん描きすると嫌になるため、まずは3〜4こまでに留める
  6. 基本、テレビは消して生活音の中だけで過ごしどうしても気持ちが落ち着かない時はYouTubeで曲を流してみる
  7. やれなくても怒らない。
ですニコニコ気づき


その1.最初に名前を呼んでから、目を見てから、これからやることの全体像を簡単にを伝える


お恥ずかしながら、今まで子供に対し「まだ幼いから」、「こういう雰囲気だからこうだよね」、「〇〇だから、言わなくても伝わってるはず」等、家族内であまり主語を言わず“詳細を言わなくてもわかるはず”と、言葉に出して行動に移すことをあまりしていませんでした。

要は、「家族=“つうーかあの仲”でコミュニケーションを取る」のが当たり前の感覚だったんです。滝汗


なので、まずは「5w1h」(いつ、どこで、誰が、何を、何故、どのように)を意識しつつ、なるべく短い文になるように伝えるようにしました。

それに加え、注意散漫、過集中と両極端な息子に認知してもらうため、必ず名前を呼んで目が合ってから話すようにしました。


これによって「聞いてんのちょっと不満ムカムカ」という不要な怒りがなくなり、「何言ってるかわからないよえーん」というような息子への負担も減らせました。






行動を依頼する度に1個ずつ具体的に伝えて、実行し終わってから次を伝えるようにする


沢山言われると何言われてるのか、何しなきゃいけないのかわからないよ!!

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HSP気質に加え完璧主義な面も持ち合わせていた私は、ついつい一度に多くのことを伝えたくなってしまいます。

それによって後々、何を言いたかったのかわからなくなってしまい、自分も「ちょっと不満はてなマーク」となることもしばしば。。(←これは私の課題の一つ)
さらにたくさん言われたことで息子も理解処理不能でパニックへ移行、、まさに悪循環な状況でした。

なのでまずは、たくさん言いたいことをグッと我慢して、お願いしたい時は要件だけを具体的に伝えていくことにしました。
その一つが終わったのを確認してから、次のお願いを伝えるようにしました。


 

NGだった対応


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こら!そのおもちゃは投げちゃ駄目でしょ!硬いの投げたら、窓が割れるかもしれないし、当たった人は怪我するよ!おもちゃだって痛いでしょ!もし当たったのが自分だったらどう思うの!?痛くないの!?これは……


うるさいな!!これも投げてやろうか!?ぎゃあああ!

 
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OKだった対応


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あっ!投げるのはダメ。どうしたの?(深呼吸してなるべく落ち着いたトーンで話かけ、息子が話出すまで待つ)


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これを投げたらおもちゃはどうなると思う?(決して、イライラしている表情や雰囲気を出さずに落ち着いたトーンで語りかける)


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​今は、ご飯の時間です。おもちゃはしません。(淡々と伝える)

など。



ただでさえ日常生活の音が同じ音量で聞こえているのに、捲し立ててしまうと視野が狭くなり焦って行き場を失ってしまった感情が爆発してしまうので、
(例:動いている電車の中で、大音量のスピーカー仕様ライブ開催 etc)そうならないように、
冷静に落ち着いたトーンで一つずつゆっくりイライラを表出しないことが、息子と向き合っていくためには必須な条件だと私は考えています。

(現状、最も大きな私の課題指差しびっくりマーク





紙に今からやることリストを作り、やらなきゃいけないことを目で見てわかるように書き出す


息子は抽象的なものの理解が苦手で、わからなくなってくると「めんどくさい」と防衛体制に入ってしまいます。

また、色んなことに目がいってしまい、つい何を今していたのかわからなくなってしまうことが多々あります。


なので、まずは「やることノート」を作成してみました!

やることリストは、子供のうちからしていることで自分の時間配分や要領のコツを掴めて、将来的にもタスク管理が役立ちます!

やることリストは色んな種類もありボード版もありますが、うちの場合は一緒に書きながら残していけることで頑張った証を見返していけるよう

無地のノートを利用しました。



息子のやることノート

(カラフルな柄は、癇癪が起きた時に殴り書きをした後です。)






“やること”であげた項目の私が思う優先順位を先に説明した後、本人と相談して今、やれそうな順番に並べていく 電球順番はその都度変えても良い左差し


たくさん描きすると嫌になるため、まずは3〜4こまでに留める


最初は一つのページにやることを全部記入していましたが、徐々にやる気が失せてしまい途中放棄をするようにアセアセ

息子と相談し、息子主体で「自分のやる必要のあること」を言ってもらい、まとめられる項目は1つの項目にまとめ、順番を決めてもらいました。


最初にやり始めた時はスタンプを押すのが楽しかったけど、

やる事が多くて

面倒くさくなったと


改良してこうなった!!気づき下差し


流れ作業でやれる事をまとめて、パッとみて読めるようにしました


学校の準備は、学校からもらってくる時間割表に各曜日毎に持ち物を記入してくれているので、ノートにわざわざ書き写さずに

「学校の準備はこっちをみる!」という感じにしました。


息子も

これならなんとかできそう!3つだけだもん!

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と納得してやってくれるようになりましたキラキラ







基本、テレビは消して生活音の中だけで過ごしどうしても気持ちが落ち着かない時はYouTubeで曲を流してみる


入学前の家では終始テレビがついており、アニメや録画ばかり見ていました。途中、学校の準備やご飯などで時間を設定したり上記の対応をしてみても、テレビを消そうとするだけで癇癪、パニックを勃発。テレビをつけた時点で、その日のやることの予定が全部崩れてしまうことがほとんどでした。


そのため、基本は、

朝と夕方のニュース以外はテレビはつけない、テレビの録画は全消し、YouTubeやAmazonプライムなどの動画アプリも基本なし。

「やることリストを終えて、あとは寝るだけの状態になり、且つ就寝時間21時前であれば時間内の30分程度見ても良し」のスタンスにしました。


ほぼ生活音のみの状況で生活をしました。

すると、息子や私もカッとなってもすぐに気持ちの沈静化を図れるようになり、また親子の会話も増え、子供との時間が以前より確かに増えてきていることに気づきました。

息子も

最近、僕、わーとなってもんあげること減ったでしょ?

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と自慢してくる始末w

引き続き、この生活は続けていこうと思っています。

ただ、日々の生活の中でやはり、「どうしても気持ちの整理がつかない!落ち着かない!」など生活音のみの状況下でも気持ちがざわつく時は出てきます。
そういう時は、クラシックやオルゴール、チベットクリスタルボウルや、またはYouTube検索で「ADHD  BGM」と打つと、ADHD、ADDなど気持ちの落ち着く曲が出てくるので、それを流しています。そうすることで、息子も自分で落ち着きを取り戻せています。



\癇癪時に、息子に聞かせて効果があった曲/











やれなくても、怒らない。


息子の許容範囲は、通常級の子に比べると範囲が狭いんだと息子の成長を通して見えてきました。
どうせカリカリしたって息子は息子のできる範囲でしかできない。
私の気の持ちようですね。完璧主義の私でも「これが息子なんだ。」とある種の諦めを持つことで、
だいぶ気持ちにゆとりもでき、些細なことで怒らなくなりました。

これからも引き続き、いろいろ試してみて、記録も兼ねて書き込んでいきたいと思います。

ここまでご一読ありがとうございました。


「ケセ・ラ・セラ」ーなるようになるさー