何をするか??
何をしないようにするか??
指導の枠組みを組む際に、
指導者側に理由や裏付けがあればよいかと思います。
例えば、ソフトテニスの【ミニマムエッセンシャル】(最低限の重要な事)のリストを見て、「えっ、これやらないの??」と思った項目はありませんか??
何をするか??
○ファーストサーブ ○セカンドサーブ
○ファーストレシーブ ○セカンドレシーブ
○フォアハンドストローク ○バックハンドストローク ○ノーバウンドストローク
○スライスストローク
○ハイボレー ○守りのボレー ○ポジション練習
○ゲーム練習 ○二人で一本の練習
○初心者指導 ○ラダー ○声を出しての練習
何をしないようにするか??
×トップ打ち ×ランニングストローク
×フォアボレー ×バックボレー ×ポーチボレー ×ストップボレー ×ローボレー
×スマッシュ ×ジャンプスマッシュ
×コーディネーション ×パターン練習 ×展開練習 ×ダブル後衛対策
×トレーニング ×ランニング ×準備運動 ×整理運動
私は練習の際に「準備運動(アップ)や整理運動(ダウン)」は一切行いませんでした。
もちろん、「準備運動や整理運動をするな!」と否定しているわけではありません。
怪我の予防には一定の効果はあるのだと思います。
ただ、それらをしない理由があるから私はしないことを選択しているのです。
何故なのか?
ほとんど全てのチームは準備運動をしている事と思います。
ランニングや軽いフットワークをしたあと、
丸く並んで声を出しながら、体操をするのが多いでしょうか。
では3年間で、何時間。準備運動に時間をかけているのか??ということです。
ランニング+フットワーク+体操=15分前後ではないでしょうか。
中学生が3年間で部活動に掛けられる時間は、およそ650日と計算で出ています。
準備運動をするとすれば、毎日行うでしょうから。
15分×650日=9750分
では、9750分とは何時間なのか??
9750分÷60分=162.5時間。
3年間で162時間を準備運動にかけているのです。
1日の練習時間が3時間のチームであれば、実に54日を準備運動に費やしています。
逆に言うと、準備運動をしなければ他のチームと比べて、
3年間で54日分先に進めた状態で他のチームと戦うことができます。
もし、整理運動に同じ時間をかけているとすれば、2倍の100日を費やすことになります。650日のうちの100日。恐ろしいことです。
もちろん、準備運動を全くしないかといえばそうではなく。
準備運動の趣意説明をし、自主的に生徒が練習前に行うように仕掛けます。
今回の話は、チーム全体での準備運動の話です。怪我をさせてしまっては本末転倒ですから。
当然、それを踏まえて「準備運動をする」という決断は正しいわけです。
54日をかけるのだという事実を知っている上で、選択するということが大切なのです。
このように、当たり前のように思っていることでも。
650日という限られた時間から考えると、当たり前の見方が少し変わってきます。
濱中嘉彦先生がおっしゃる「既成概念を疑う」という言葉に繋がります。
こういったことは、ソフトテニス指導において至るところに隠されています。
例えば、…
さて、世間では当たり前になっている既成概念。
みなさんは、どんな既成概念を見つけられそうですか??
既成概念を疑うことが、他のチームと差をつける一歩となります。
非常識なソフトテニス指導法^^