【 思いにふける朝 】


大学の頃


将来はドキュメンタリー番組か

子ども番組を作りたい、と思っていた。

18歳で自由を求めて国を飛び出し

かなり尖っていて(つもり)



自分はウソが嫌いだ、

なんて言って

単純過ぎる思考から

ならドキュメンタリーか子ども番組だ、と。



何十年も経った今でも

その単純さと思いは

大して変わっていないのだけど

だからなのか、なんなのか

昨日映画館で観た

あるドキュメンタリー映画に

色んな意味で胸がザワつく。



映画の上映中からあれこれ考えたり

観たあと映画について語り合ったり

そしてまた考えたり。



別に批判とか、アンチとか

そんなのではないんだけど



今日は朝から



『そもそもドキュメンタリーって

なんだろう』



なんて所まで行っちゃってる。



どんな人がなんの為に作ったのか

誰に何を伝えたくて作ったのか

作ろうと思ったきっかけは?



こうやって色々考えさせる事が

この映画の目的なのかもしれない。 



この映画とは関係ないけれど

映像と写真との大きな違いは

当たり前だけど

動きと音があるかないか。



これらがあると、ない時より

人の様々な想像を掻き立てる。

そして

人の心を動かす手助けをする。

そして、それらは

たくさんの感情を湧き出させる。

人それぞれの感性で。



映像は

正解とか不正解とか

そんなんじゃなく



思うがままに感じて

それぞれが何かに気づき

前に進めばいい。



昨日の映画を観ながら

観客側になったり

製作側になったり

親の気持ちになったり

子どもの気持ちになったり

日本人になったり

外国人の気持ちを想像したり



自分が

こだわりたいのは



国とか性別とか

そういうのでもなく



「人」の心に

言葉なくして伝わる

刺さる映像。



やっぱり

そんな映像を作り続けよう。