ハラキリ@なうぷれbotのブログ

ハラキリ@なうぷれbotのブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
超聴こえてる



{6D6F7857-6D8E-4B6F-A90E-B8B0B7A561F2:01}



好きなアニメは何か?と訊かれたら迷わずにまず「ef」と答えます。大好きな作品です。

原作もさる事ながらアニメも素晴らしいですよねぇ…最も泣いたアニメですよ…。最近また2期を見たんですがやはりというか鼻をかむ程泣きました…。

こういう記事を書くならある程度説明しないとなんですが難しいしそれは面倒なのでザックリと。

まず大長編の原作、そしてアニメ1期、2期と有ります。アニメは尺の都合上どうしても原作から持って来れなかったシーンが有るんですが、仮に持って来たとしたら死ぬんじゃないかと思います。泣き過ぎて。

シャフト制作、と言えばもうこの時点である程度分かれるかもしれませんw


好きなシーン、好きな台詞なんて有り過ぎて書き切れませんよ。なので最近見返してまた強く印象に残ったシーンについて書きたいと思います。

かなり長く、そして未聴の方にも解りやすい様心がけるつもりですがやはり見ていないと解らないかもしれませんし退屈になると思いますが良ければお付き合い下さい。





まず、これから書くのは2期の内容です。

主人公「火村 夕(以降『夕』)」の通う学校に1人の少女「雨宮優子(以降『優子』)が転校して来ます。


夕は美術部顧問の「雨宮明良(以降『明良』)」からその画力の高さを買われて何度も美術部への勧誘を受けます。対し夕は絵で喰っていくつもりは無いし趣味の一環に過ぎない、と何度も断ります。

その美術部には「広野 凪(以降『凪』)」という夕の友達の少女が所属しており、彼女もまた画力の高さは夕も一目置く程です(後に凪は夕の師匠になる)。


と、取り敢えずこれくらいは書いておかないとですね。では本番です。




ある日、夕は廊下を歩いていると教室のドアのガラスが割れ、そこから優子が廊下に飛び出す場面に遭遇します。既に只事では有りません。ですが夕の視界はそこからある一点に集中します。彼女の制服から覗く肌に走る無数の傷、痛々しく変色する痣。「誰だ!!誰がやった!!!」と教室の中に飛び込もうとする程に、夕にとってそれはそれ程の出来事なんでしょう。一緒に居た凪もそんな夕を少し離れた所から驚いた様に見つめます。本当に、驚いた様に。



そういや忘れてましたけど明良は優子の兄です。まぁ、こんな単純な設定ですら詳しく説明をしない事にはファンからお叱りを受けてしまうであろう程に細かい作品なんですが、取り敢えず今は「明良は優子の兄」とだけ。


夕は直ちに明良が居る美術室へと乗り込みます。用件は勿論優子です。
「優子はきっと虐められている。今よりも酷くなる前に早く、何か手を打たないと!」
それに対し明良はあっけらかんと「放っておけばいい」言い放ちます。
そりゃ夕はプッツンしますわ。僕もしました。お前は何を言ってるんだと、さっきのシーンの様な激情に達するんじゃないかという勢いで夕は明良に食ってかかります。「あんたそれでも兄なのか!?たった1人の妹だろ!?」


明良「その通りだ。これは我々家族の問題だ。だから君が口を挟む事ではない」


ここで重要なのは、激情に駆られる夕に対し明良は全く気圧される事無く、至って冷静であるという点です。既にこのギャップが見ものなんですが、僕が衝撃を受けたのはここからです。


しばらく応酬が続きラチが明かない、と夕は美術室から去ろうと背を向けます。


明良「あ、そういえば、広野さんに君から言っておいてくれないかな。美術室でラフデッサンやるの辞めろって」


は?

え?今要る?それ




実は凪にはラフデッサン(ヌードデッサン)
をやる癖が有ります。自分で、です。

ラフデッサンを上手く描くには正確な体型、影、バランスを描く能力が要求され、ラフデッサンをマスターする事で人物画や風景画に留まらず絵を描く上で必要な基本原理を身に付ける事になります。なので実はラフデッサンはかなり大切っぽいですね。凪も露出癖が有るのではなく純粋に絵を描くのが好きで更なる高みを目指してるのかもしれません。


明良「苦情は全部俺の所に来るんだよねぇ。僕が言っても聞かないんだが君なら聞いてくれると思うんだ」


ここで夕の表情はこれまでとはまた違った、苦い物をかむ様な表情になります。で、一応このシーンは終わります。




どうです。何か感じましたでしょうか?

僕にはどうにも明良は「君には広野さんが居るだろう。どっちにするつもりなんだい?」と言ってる様に聞こえてならないんです



※(各キャラの台詞結構曖昧です)