「ジャニーズ事務所は昨年6月にも、TOKIOのシングル『―遥か―』がSound Horizon『イドへ至る森へ至るイド』相手に苦戦を強いられ、土日に『TOKIOスペシャルDAY』と称してクリアファイルのプレゼントキャンペーンという力技を実施(既報)したばかり。でも、こうしたやり方がまかり通るのであれば、順位なんてあってないようなものですよね。今回の山下も、ソロシングルの4作連続首位という記録をどうしても逃したくなかったのかもしれませんが......」
(ジャニーズに詳しい記者)
実際、1月24日付のデイリーランキングではフレンチ・キスが1位に返り咲き、総売上げではすでに山下を追い抜く勢い。山下は握手会の開催された23日だけで1万600枚を売り上げているが、この分を加えることで、週間ランキングのために一時的に売り上げを伸ばしたかたちだ。
この露骨なやり方にフレンチ・キスの1位を熱望していた、所属事務所・ワタナベエンターテインメント取締役の大澤剛氏は23日、自身のTwitterで「急遽握手会をやるなんて、とわかる人にはわかるつぶやきをしてみたりして」と、本音を漏らした。しかし一方の山下も、公式携帯サイト「Johnny's Web」内の連載「山下智久の日記」で今回のイベントを振り返り、集まってくれたファンに礼を述べるとともに、「また何かの時に ベストな形で、こういう機会をもてたらなと思います!」とコメントしており、今回の握手会がベストなやり方でなかったことは本人も十分認識しているようだ。