NEWSの小山慶一郎、増田貴久、加藤成亮、手越祐也の出演で、昨年11月からスタートした深夜バラエティー『走魂』(日本テレビ系)。メンバーは一部ながらも、一応"NEWS初の冠番組"としてファンの期待を集めていたのだが、約5カ月間という期間であっけなく最終回を迎え、ファンを悲しませている。
メンバーが様々なミッションに従って、とにかく走って、走って、走り抜けてきた「日本を元気にするランニングバラエティー」。加藤曰く「視聴率は良いんだけどね(笑)、視聴率が悪くて終わっちゃうと思われるとイヤだよね」とのことだが、実際のところ視聴率は2~3%と低迷しており、終了は残念ながら当然の結果といえそうだ。
とはいえ、スタート当初の、「いくら深夜とはいえ、こんなゆるさで本当に大丈夫なの......?」との不安の声を覆し、回を重ねるごとに4人のキャラクターや素の表情が徐々に垣間見えるようになってからは、ハマるファンも続出。さらに、提供元であるローソンの緑化事業と連携し「ミッションで集めたポイントに応じて植樹を行う」という目標もあったため、メンバーの結束も固まる良い機会となっていたようだ。
最終回となった25日の放送では、番組の思い出として、
「タスキをつなぐことの大切さを知りました。おじいちゃんになっても走り続けたいと思える番組でした」(手越)
「足を痛めたりしたこともありましたけど、本当に楽しくできて良かったと思っています」(増田)
とアイドルらしいコメントを残したテゴマスに対し、周囲に目を配り、まとめ役となっていた小山は「たくさんの素敵な方々に出会えた、出会いの"走魂"でした」と、これまた優等生なお答え。そして、この番組ですっかり"オチ"担当となった加藤は「この番組で足が速くなった」と振り返りつつ、最後の最後には「特番を、まずね、2時間やろう!!」と、名残惜しさをにじませる場面も......。
これに対し「あんまり続くとフルマラソンとかやんなきゃだし、いいんじゃない、一回終わりで」とあっさり爆笑する他のメンバー。
すると加藤は、
「執着しろよ!! お前(手越)は『イッテQ』(『世界の果てまでイッテQ!』日本テレビ系)があるからいいけどな、こっちはねえんだよ! バラエティーのレギュラーが! お前は『イッテQ』あるからいいけどなっっ!!」
と本音(?)で喰い付き、『走塊』らしいオチをつけてくれた。
http://www.cyzowoman.com/2010/03/post_1662.html