1992年バルセロナ五輪柔道金メダリストで総合格闘家の吉田秀彦(40)が8日、現役引退を発表した。引退試合を4月25日に行った後は、自身の道場で指導する予定。
総合格闘家に転身して8年。グレイシー一族ら世界の強豪と戦い、人気を引っ張った。だが肩の負傷もあり、「肉体的、精神的に限界」と昨年に引退を決意した。
引退試合の舞台は慣れ親しんだ日本武道館。「柔道時代の引退と同じ会場。縁を感じる」。対戦相手は未定だが、「誰が来ても、ベストの状態で戦いたい」と意気込んだ。
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