DREAM.10 ウェルター級グランプリ2009決勝戦   試合結果 | segagagaのブログ

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▼DREAMウェルター級GP リザーブマッチ 1R10分・2R5分
●池本誠知 (2R終了 判定 0-3) ○タレック・サフィジーヌ



▼DREAMウェルター級G 準決勝 1R10分・2R5分
●桜井“マッハ”速人 (1R 4:03 TKO) ○マリウス・ザロムスキー

写真4 写真5 写真6

1R ザロムスキーはいきなり跳びあがっての蹴り上げを見舞うが、マッハはよく見えておりこれを当てさせない。サウスポーのザロムスキーに右インローを放ったマッハはそこから右スイングフックを見舞っていく。右・左とフックを出していきながらマッハは打ち合いに臨む。マッハは続けて右インローを打ち込み、圧力を発しながら前に行く。だがザロムスキーも左ストレートから右フックやハイキックとスピードのある攻撃を繋げてくる。左ストレート→右フックと当てたザロムスキーはさらに跳びヒザで襲うが、これはかわしたマッハが組んで押さえ難を逃れる。ここはレフェリーがブレークをかけ両者を分ける。

リング中央でリスタートしてもマッハはなおも拳を振るい打ち合いに応じる。ザロムスキーの左ミドルに左フックをカウンターしてとらえ、後ろへ下がらせる。跳びヒザで応戦してくるザロムスキーだが、マッハは右ストレート・左フックと振るって当て、ザロムスキーが打ち気を出して向かってきたところへタックルで入り組みつく。そしてそこから小外刈りでテークダウン。


ハーフガードで押さえていたマッハだが、ザロムスキーは体を後方に引き立ち上がる。ザロムスキーの立ち上がり際にハイキックを見舞うマッハだが、これは空振りとなってしまう。
写真7

タックルに行くマッハだがザロムスキーに受け止められてしまい一旦後ろに戻る。そして再び打ち合いとなる。右ストレート、右フック、右ローとマッハは当てていく。だが、ザロムスキーの左ストレート、右フックも浴びてしまい、マッハは左眉、そして左目の下を切って出血する。ドクターチェックが行われ、止血の措置が取られた後で試合が再開。

ザロムスキーはマッハの周りをフットワークで回る。そこから左ストレートと見せかけ放った左ハイキックを首筋にクリーンヒットさせるとマッハは前のめりにダウン。ザロムスキーはすかさず拳を連打で打ち込み、勝利を決めて予想外の決勝進出を果たした。




▼DREAMウェルター級GP 準決勝 1R10分・2R5分
○ジェイソン・ハイ (2R終了 判定 2-1) ●アンドレ・ガウヴァオン



▼ライト級ワンマッチ
○菊野克紀 (1R 3:47 TKO) ●アンドレ・ジダ

見合った状態からミドルと判別のつきにくい軌道で三日月蹴りを放ってヒットさせた菊野は、そこから前に出てジダを組み倒す。ダメージのあるジダは背を向けてしまうが、菊野は逃すことなく足を差し込みバックマウントからガンガンと右の拳を振り落とす。ジダは三日月蹴りが効いているか全く動くことができないままパンチを浴び続け、ここでレフェリーストップとなった。




▼ミドル級ワンマッチ
●メルヴィン・マヌーフ (1R 2:36 腕ひしぎ逆十字固め) ○パウロ・フィリオ


マヌーフはフック、アッパーと振るいフィニッシュへ向かうが、ここでフィリオが突進してきてマヌーフを押し倒すようにテークダウン。そこからすぐにマウントポジションを奪う。フィリオは慌てず技のセットアップを進めると腕十字。体を回転させ逃れようとしたマヌーフだが、フィリオは腕を伸ばし切り逆転の一本勝ちを収めた。





▼ミドル級ワンマッチ
●ユン・ドンシク (1R 1:02 ギブアップ) ○ジェシー・テイラー



▼ライト級ワンマッチ
○青木真也 (2R終了 判定 3-0) ●ビトー“シャオリン”ヒベイロ




■試合後のマイク
青木
「本日もご来場、誠にありがとうございます。いやー、ムエタイって面白いでしょ。(場内はブーイング)大丈夫大丈夫、このブーイングは想定内。グダグダ言われたシャオリンに勝ったから、10月タイトルマッチをやらせてもらいます。そして大みそか、川尻さんとやります。今年もDREAM、よろしくお願いします!」



ここでテーマ曲とともに川尻達也が登場。リングインしてファンに挨拶を行う。



川尻
「こんばんは。7月13日K-1 MAX、みなさんの応援、本当にありがとうございました。本当申し訳なかったんですけど結果は出なかったんですけど、みんなの声に本当にパワーをもらって自分らしく戦うことができました。ありがとうございました。もう祭りは終わりなんで、次は本業のMMAに戻ってきたいと思います。さっき10月に青木選手がベルトがどうとか言ってたんですけど、じゃあ僕は12月31日しっかり準備しとくんで。おい、青木真也、しっかりベルト獲ってこいよ! 日本のMMAは僕が盛り上げますから。僕はもっと面白い試合するんで、応援よろしくお願いします。残り1試合、楽しんで帰ってください」





▼DREAMウェルター級GP 決勝 1R10分・2R5分
○マリウス・ザロムスキー (1R 2:22 KO) ●ジェイソン・ハイ


1R ともにサウスポーの構えからザロムスキーが跳びヒザで襲い掛かる。ジェイソンはこれを当てさせずに受け止め、そこからザロムスキーを横に投げんとする。いったん手を着き倒れそうになったザロムスキーだが、体勢を立て直すと再びスタンドでジェイソンと組み合う。


ジェイソンが4つの組み合いから足を刈ってテークダウン。倒れたザロムスキーはいったんクローズガードを組み、そこからジェイソンを足で押し離して立ち上がる。だがジェイソンはこのタイミングで前へ出ると前方から首をとらえてフロントチョーク。しかしここはザロムスキーが頭を引き抜き極めさせない。


写真11 写真16

ジェイソンがガードを取る形でグラウンドへ。だがジェイソンはすぐ距離を取って立ち上がる。
スタンドへ戻ったザロムスキーはジェイソンのタックルを切り、左→右と逆ワンツーで入るとそのまま右ハイキック。これがきれいにジェイソンのアゴをとらえ、ノックアウトでグランプリ優勝を決定した。準決勝マッハ戦での左ハイキックに続き、今度は右ハイでのノックアウトだった。



※マリウス・ザロムスキーが初代ウェルター級王者に





■試合後のマイク


ガウヴァオン
「みなさんに感謝したいです。私も素晴らしいファイトができましたし、私が一番好きな戦うということができました。結果は残念でしたが、ジェイソン・ハイは素晴らしい選手でした。優勝した新チャンピオンのザロムスキー選手も素晴らしい2ノックアウトでした」



マッハ
「みなさん、今日は本当に応援ありがとうございました。残念ながら結果は出ませんでしたけど、また頑張りたいと思います。チャンピオン、コングラチュレーション(ザロムスキーと握手を交わす)。次は負けないよ」



ジェイソン
「まずチームメートにお礼を言いたいと思います。自分が今ここに立てる準備を手伝ってくれてありがとう。とても残念ですが、モニターを見て何が起きたか分かりました。できるだけ早くリマッチができるよう頑張りたいと思います」



ザロムスキー
「今日はとても強い対戦相手と戦ってきました。そのためのエネルギーが生まれたのは日本のみなさんのおかげです。チームメートにもお礼を言いたいです。優勝することができ夢(DREAM)の中にいるようです」




――下馬評を覆しました

よい質問です(笑)。この大会のために厳しいトレーニングを積んできました。とにかく全身全霊かけて戦って、日本にすべて残して、出し尽くして本国に帰ろうと決めていた。よい試合をして、思い残すことなく家に帰ろうと思っていました。ここが大事だと思います。とにかく一生懸命トレーニングをする。そうすれば本当に誰が勝つか負けるかは分からない。みんな強い選手ですので、100%勝てるとは誰も言えないと思います。それからただ1つ、試合の前にゆっくり横たわってベルトを巻く姿をイメージしました。それが現実になるように心に念じて試合に臨んだ。



――決勝の勝負を決めたコンビネーションは独特でしたが、あれは練習していたものですか?

トレーニングしますが、いろんな努力をして、そして試合でとっさに出るものです。



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