世の中のメディアとかって、
『死に直結する病気』
しか取り沙汰されないことがほとんどじゃね?
とおもうのです。
唐突だけど。
「死ぬかもしれない」
「もうすぐ死ぬ」
「余命が確定している」
っていうのは確かにとてもドラマティックで、
簡単に人を感動させることができて、
もうすぐ死んじゃうなんて可哀想!
となるからとてもわかりやすい。
それでいて重いテーマを扱ってる風なのが多いから
沢山作られる。
そして特に叩かれることもないんだろうけど、
あたしは何だかなあっておもうことがおおいです。
死んじゃう病気の人が、
それを受け入れて、
病気に負けないように闘っていくその過程は、
確かに心を強く打たれるものだとおもいます。
けれど、結局助からなくて、
「はい、私たちは生きるとは何かを教えてもらったね!」
みたいな、押し付けがましいラスト。
こういう作りのものが多すぎる気がする。
確かに死んじゃうってことは大変で壮絶です。
そこで命が終わっちゃうんだもん。
何をどうしても、もう生きていられないんだもん。
けど、その人の「闘い」自体は、そこで終わるわけですよね。
別に私は「死んじゃう病気の人はいいよね」
っていいたいわけでは決してないです。
ただ、メディアに対して言いたいのは、
誰かが死ぬことで安易に人を感動させるものばかりを作るのではなくて、
私たちや他の難病、病気の人たちのように、
「一生終わることのない闘いをしてる人がいる」
「社会生活の中で、普通に病気である人がたくさんいる」
ということをもっと世の中に伝えていってほしいと思うんです。
今すぐ死ぬわけじゃない。
けど、その病気によって様々な苦しみと一生闘わないといけない。
それでも働かないと生きていけないから、働く。
そこに今の法の制度だと、特段配慮されてるものって何もないですよね。
障害者枠っていうのはあっても、
そこまでいかないレベルに苦しい病気の人だって、
めちゃくちゃたくさんいるわけです。
そもそも病気の度合いで働くこと自体が出来なかったり、
結婚や子どもも諦めざるを得なかったり、
「生きる」こと自体がギリギリの人たちだってたくさんいるのに。
今すぐには死なないけれど、
死ぬまで終わらない闘いだからこそ、
いつも苦しいし不安なわけです。
そういうのをもっともっと一般の人に伝えてほしいと思うのだけど、
やっぱり死なない病気だから扱われはしないのかな。
基本的に人は他人の病気に興味なんてないですもんね。
でも
ナチュラルに、自然に病気の人を
学校や社会で受け入れられる仕組みが
もっと整ってほしいなあと
私は強くおもうんですが。