記憶を、記録に。
Amebaでブログを始めよう!
純一郎とは、先日お話したチワワのこと。


彼との初日の散歩は、こうだ。
数歩進む度に、小さな体と大きなうるうるの瞳でこちらを見上げ、
「僕、もう少し歩いていいの?」
と言わんばかりの謙虚さだった。

結局、20分足らずで散歩は終わった。あしあと

犬を飼ったことのない私は、
なんだ、犬の散歩楽勝やん、なんて思っていた。


何日間かは20分足らずの散歩だった。
これだけで私のしもべとなるのか、可愛い奴め、散歩なんてお安い御用だよ。ニヤリラブラブ


ところが、一週間も経つ頃、しもべの彼に異変が起こる。
いつもの曲がり道で帰ろうとすると、分かりやすい態度で嫌がるのだ。
私が「慣れてきたのかな、今日はもう少し歩こうか」と言うと、彼は「フン。当たり前だ」と言わんばかりに威張りながら散歩を続けた。


ほんの一週間前に怯えてたチワワがワガママを言っていること自体が可愛くて、私は彼の要求を受け入れ続けた。おねがい




そしていつしか、私が彼のしもべとなり、彼は二時間から三時間の散歩をしなければ家に帰らなくなった。


そんなことで約9年間、毎日の散歩は大変だったし、今日は行きたくないなんて日もあったけれど…


亡くなってから数年経った今でも、ふと思う。
もう一度、キミと一緒に散歩がしたい。クローバー