50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

明治の初めから4代続いた実家が、いよいよ幕を閉じようとしています。決して円満とは言えない家族でした。でも今はただ、寂しいばかりです。

こんにちは。ちょびにっこりです。

 

    

87歳 認知症の母
地方の田舎住まい

特養で看取り期に入り2週間になります。

 

介護のキーパーソン:兄 
母と同県住まい

介護者その2:私 
実家から半日かかる首都圏住まい


 

今回は

特養の看取り対応について

母が特養の

嘱託医から受けている医療行為

お話しいたします。

 

 

 

私たち介護者への対応

 

特養での面会

看取り期と言うことで、

9時から17時ころならいつでもOK。

 

始めの1週間

私は、ホテルから毎日面会しました。

 

特に急変の様子がなかったことから

(そして、予算が底をついてきたので・・😢)


次の1週間は兄に任せて

私は一旦、

首都圏の自宅に帰ってきています。

 

 

自宅に帰ってからは

 

毎日

相談員さんに電話をして


3日に1回、母が起きているだろう時間に

LINE面会をしています。

 


LINE面会に時間制限はありませんが


大体10分程度で

母の目が閉じてきてしまうので

にっこり「おやすみ。また電話しようね。」

といって締めくくっています。

 


施設の皆さまには

とても心のこもったケアを

していただいています!

 

私は皆さんを信頼して

余計なことを言わないように

とっっっても気をつけています。

 

 

 

母に施されている医療行為

 

*末梢点滴による

低カロリー栄養と水分補給。

輸液の中身は

具体的には教えていただいていないのですが、

急性期病院では以下の3種類が投与されていました。

 

・ポタコールR輸液

・ネオラミン・スリービー液

・ビタミンC注

 

おそらく特養でも

似たような感じだと思います。

 

*胃瘻での栄養補給はなし。

胃瘻は薬剤投与にのみ使用されています。

薬剤も詳しくは教えて貰っていないのですが、

一つにはてんかん薬があると思います。

 


驚くことに

 

低カロリー栄養だというのに

 

特養に戻ってから

褥瘡が良くなってきて

ほぼ完治の状態!だそうです。

 

こまめな体位変換や

お手入れを

してくださっているのでしょうね。

 

感謝しかありません🥲

 

 

 

相談員さんイロイロ

 

こちらは不満ではなく

事実として

この記事を読んでくださっている

皆さんに受け止めていただきたいのですが・・

 

 

私は毎日、

相談員さんに

母の状態をうかがっていますが、


4人の相談員さんで

仰ることが微妙に異なります。

 

責任者以外の相談員さん

「ずっと寝ておられますよ。

反応は殆どないですよ。」

 

責任者の相談員さん

「話しかけたら

ちゃんと応えてくださいますよ。


ただ、眠る時間が

ちょっとずつ増えていますね。」

 


責任者以外の相談員さん

「今は水分の点滴のみで

栄養補給はありません」

 

責任者の相談員さん

「末梢点滴で

低カロリー栄養と水分を補給しています。


ただ、やはり今後

少しずつ吸収できる量が

減ってきてしまいます。


尿量は少ないですね。


でも激減しているわけではないです。


低空飛行ながら安定している状態です。」

 


こう言った感じです。



 実は

このようなことは

以前から良くあることなのです。

 


介護現場が人手不足の現状で

母をお任せしている身としましては

あまり過度な期待をしてはいけない

と思いますので

 

事実確認は

介護者の私が面会やLINE面会などで

行うように心がけています。

 

 

面会の際に

 

直接母のお世話をしてくださっている

介護士さんにお話を聞くと

 

母が思ったより

ちゃんと生きていることが分かるのです。

 

面会時には見せない表情や

会話なども教えていただけます。

 

そして

そこで得た情報や気になることを

さりげなく

相談員さんに伝えるようにしています。

 

 

皆さんお忙しいので無理は言えませんが、

 

できる限り

責任者の相談員さんとお話するようにして

 

介護士さんと相談員さんの橋渡しをすることも

今の自分の役割なのかもしれません。

 



特養で看取り期に入った母親ですが、

 

入院期よりも体調が良さそうで、

入院前くらいお話ができるように
なりました。

 

先日は、お医者様に

照れ

「痛いところは ちっとも ありません」

と言ったそうです。

 

筋力が衰えて

声を上げて笑ったりは出来ませんが

口角を上げて笑顔を作っています。

 

顔を見るときは、いつも微笑んでいます。

 照れ

 

 

会う度ごとに少しずつ痩せて

少しずつ生気がなくなってはいるのですが、

とにかく穏やかで

低い低い位置で
調子がよさそうに見えるのです。

 

不思議です。
神秘的にすら感じます。

 

 

今 母は生きているんだ!

 

と実感しています。

 

 

読んでくださった皆さま

ありがとうございました