新黒百合学園Ⅱ~96講堂に入ると、3人~4人ずつの4グループが、すでに切腹を始めていて、生臭い臭いが、漂っている。下腹を一文字に切り裂いて、悶えている者。喉に懐剣を当てて、頸動脈を切ろうとしている者。深く刺して、右へ刀を引けず、焦っている者。早い者は、前に倒れて動かなくなっている。小百合は、深く刺しすぎて、困っている学生のそばに行き、(お手伝いしましょうか)と声をかける。頷く学生を後ろから抱くようにして、腹切り刀に手を添える。食い込んだ刃を、筋肉が、縮んで離さない。