三次元のボロノイで木と鉄の境界を模索している西川です。
先週はエスキスありがとうございました。
先週のエスキスでは、コールテン鋼を使うこと、形をもう少し練ることを指摘としていただきました。
調べてみると、コールテン鋼は最初は黄色く植栽との相性が悪いものの、1~2年で落ち着いた黒茶色になり、そこから何十年という長い時間をかけてより深い茶色へと変わっていくようです。
周りの森の成長とともに建物がなじみ、森の一部となっていく・・・というストーリーが出来上がりました。
さて、あれからまず形を手直しし、そこから平面図を練っていきました。
こちらが完成した形です。
北側鳥瞰


南側鳥瞰

配置

1階平面図(GL+1600)

2階平面図(GL+5600)

また、内部仕上げについても考えてみました。
この設計が始まった当初、素材として鉄と木を使うと言っていたことを覚えておいででしょうか。
その時は木とは木材のことで、すでに加工された木でした。
今度は生きている木を仕上げ材として使おうと思います。
具体的には、プラスチックシートを張り、外の木の映像を反射させて内部まで引き込みます。
このようにすることで、壁が斜めに向いているというボロノイの形の合理性も言えると思います。
あらゆる角度から木が内部に入り込みます。
また、外装のコールテン鋼が何十年スパンでその表情を変えていくとすると、内装は季節の移り変わりに合わせて1年を1周期としてその表情を変化させます。
都市の要素と自然の要素がどちらも感じられる建築というコンセプトとうまくつながってきたようです。都市はその景色がどんどん変化していく一方、自然は長い時間をかけて少しずつ様子を変化させていきます。
周辺環境との関わりはまだあまり考えられていないので、プレゼン材料を用意しながら考えていこうと思います。それによって何を展示し、何を売るのかがはっきりしてくると思います。
コメントどうぞよろしくお願いいたします。
