私は普通でいたかった。普通じゃないことは考えられなかった。考えてもなかった。そんな私が普通じゃない子どもを2人も育てる…。





私は昔の自分が大嫌い。4人きょうだい末っ子。父は単身赴任だった。母の実家で暮らしていた。母は忙しい人で放任だった。よその家庭が羨ましかった。そのせいにしてはいけないけど、10代20代かなりこじらせた。今振り返っても…、恥ずかしいし、もうちょっと違う過ごし方が出来たと思う。






私は主人と結婚し家を離れ、色々あった。あり過ぎたと言ってもいい。その中で色々気づけた。考え方が変わった気がする。少しだけまともな人間になれた気がする。主人ともたくさんぶつかる。だけど感謝してる。こんな私と一緒になってくれた。






息子二人にも感謝してる。2人のおかげで世界が一変した。いい意味でも悪い意味でも。障害児2人を育てる、考えてもいなかった。人生終わったと今でも思うこともある。他人が羨ましく、妬ましい。自分はこんなにも醜い心を持っているんだ…、と気付かされた。






育児は全く楽にならないし…、よく絶望する。だけど息子二人は本当に可愛い。愛おしい。これは間違いない。大切な存在。

   


 


私は10年前の自分より今の自分が好きだ。10年前は今よりずっと細く、もっと身綺麗にしていた。






昨日療育園で昔の職場の知り合いを見かけた。目を合わせないようにした。なんでだろ、昔の知り合いを見かけるたび気持ちが苦しくなる。私は変わったはずなのに…。意思疎通すら出来ない二人の息子、仕事も出来ず、髪は年中ボサボサ…、YouTubeと食べること以外何もない、皆キレイにしてていいなあ、私ってなんなの?って。






結局私ってキラキラ生活に憧れてるんだよね~。出来もしないくせに。子どもが健常であってもね。





家で焼き肉したり、たまに外食したり、サービスエリア行ったり、全部食だが(汗)。幸せも感じるんですよ。






今回もまとまりのない文章だ。