西原誉志のブログ「タカシのシカタ」 -3ページ目

Time is cruel.









時は金なり。





時間はお金と同じ価値がある。だから無駄にしてはいけない。










明日からの3日間は、人生という大きな規模で考えてみても、間違いなくお金以上の価値になるものだろう。








時は金なり。






だがそれは、終わってみないと分からない。












先日のJ1昇格プレーオフ、勝利した大分の歓喜の中、涙を流しうなだれる千葉の佐藤勇人選手の表情が頭から離れない。














力をかければかけるほど、

思いを込めれば込めるほど、













勝負の世界は残酷。
















Time is cruel.






使い方があっているかは分からないが、








時は酷なり。



















その「時」はきた。










時を酷ではなく、





「濃く」する。














みんなで作り上げたこのチームが、このシーズンが、








この3日で完結してしまう。










だからこそ、もがいても延びることのないこの「時」を「濃く」する。












振り返ると、今シーズンも、ネクストは順風満帆とは程遠かった。






色んな弱さを抱え、色んな苦悩を背負い、一人ひとりが、チームが、日々もがき続けた。












そんな中、リーグ優勝を逃した土壇場の状況で、チームが確かに掴んだ、絶対に譲れないものがあった。それが、






絆。





このチームを負かしてはいけない。この仲間を負かしてはいけない。その思いが通じ合い、全社枠で地域決勝の切符を勝ち取った。














地域決勝予選ラウンドでは、もう戦のやり方は分かっていた。チームのために、仲間のために、それだけでよかった。








残り3試合。対戦相手には、全社で勝てなかった福島と、地域決勝で90分で勝ちきれなかった相模原がいる。






この1年、やれることは全てやり切った。





あとは、そのチームへの、仲間への思いをひたすら出し尽くすだけ。












その時がくる。












ネクストの選手は毎年、自分の栄光のためにJリーグを目指し、トップチームを目指す。それゆえに、時に絶望に陥り、時に迷い、時にはブレることもある。









しかし、そんな中、ネクストのゴールの後ろには、毎年、毎試合、ネクストの栄光のためだけに支えてくれるブレないサポーターの姿があった。





雨の日も、風の日も、トップチームの試合があるときも。












今度は、自分たちがそのサポーターに栄光をあげる番だ。




























明日から僕たちをそばで支えてくれるサポーターの皆さん、スタッフ、選手、




そして遠く離れても勝利のために念を送ってくれるサポーターの皆さん、クラブに関わるすべてのみんな、















2007年、クラブが作った歴史を、その歓喜の味を、









俺たちで、もう一度味わおう!!












みんなで、この山の頂に立とう!!


















その時が、来る。







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野本安啓という漢




自分がこんな偉そうなタイトルでブログを書いていいものか分かりませんが、








一昨日、僕の尊敬するサッカー選手の1人、野本安啓選手が現役引退を発表しました。












ノモさんは、僕がファジアーノ岡山に入団する前から、いや、僕がファジアーノ岡山の存在を知る前からファジのユニフォームに袖を通し、ファジの礎を築いたプレイヤー。




彼のその姿から僕は、プロ生活を始めてからの自分の考えの甘さに気付かされ、同時に僕がプロとして歩んでいくための道筋を教えられました。








僕が入団したJリーグ1年目のシーズンで、試合中にノモさんが足首を負傷したことがありました。


スタンドから見ていて、そのままプレーを続けるノモさんが、大事には至ってないと思ってました。


その後、後半開始時に途中交代。後日の診断で全治1ヶ月。


去年、足首の負傷で全治1ヶ月だった自分は、それがどれくらいの痛みなのか分かります。自分なら怪我した瞬間に交代だっただろう。


普段の柔らかな人柄とは裏腹に、試合中のその闘争心は、同じファジ戦士として絶対に持っておかなければならない魂だと学んだ瞬間でした。










試合中でも、どんな練習の中でも、ノモさんのパス、キック、ダッシュには一つも妥協が無く、常に僕にとってのお手本でした。






そして何よりも僕が彼を尊敬する理由は、ピッチ内外で変わらない抜群の人間性。


ピッチでもピッチの外でも隔てなく人を受け入れ、寄せ付ける。それは、ライバルである僕に対しても一緒。まぁ、ノモさんは僕をライバルと見てなかったかもしれませんが。笑





















本来であれば、こんなことを書くのは自分のプライドが許しません。




なぜなら、ノモさんが、僕とまったく同じセンターバックというポジションだからです。


同じチームの同じポジションの選手を称賛することほど、プロスポーツ選手として馬鹿げたことはありません。




ただ、僕は馬鹿になれました。







それが、僕が出会った野本安啓という漢です。
















選手をやっていて思うことは、現役生活の充実を超える職業はおそらくないだろうな、ということ。楽しいということではない。楽しいことなんかよりも、辛いことや苦しいことのほうがはるかに多い。





ただ、ノモさんなら、その現役生活の充実にギリギリまで近づける第二の人生を送ることができると僕は思っています。そう願い、ノモさんのこれからに期待しています。

















僕のことも期待していてください。

















プロ生活11年、本当にお疲れ様でした。




























みなさんが応援してくれた全社、地域決勝大会予選ラウンド、そしてこれから迎える決勝ラウンドへの決意は、また後日綴ります。









アディオス!!





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京の夜




(小梅太夫の歌にのせて読んでください)







ひさっしぶ~り~にぃブログを書いてたら~♪








ぜんっぶ消~えま~し~た~♪











チッキショー!!!!!!!


photo:01












久しぶりすぎてバチが当たったんでしょうね。














試合の前日になると、いろんなことが頭をよぎります。












興奮、高揚、感謝、恐怖…












でも、今回書こうと思ったことはそれではありません。















今回の結論はこれです。













いろんな気持ちを、ここではなく、地域決勝の舞台を前にして綴ろう。

















このチームは全社をクライマックスにするにはあまりにも早すぎる。












自信を持ってチームと呼べる集団になったから、





その感謝と決意はまた地域決勝前にぶちかまします。













とりあえず今回のミッションは、






優勝して、














15番と、











23番と一緒に闘うための切符でも持って帰ってくるかな。

























トーナメントの常識。










まずは一番大切な初戦だけを考えながら、






ここらで私は、枕によだれを垂らすとします。










みなさん、ぜひ気持ちの後押しを。












アディオス!!!




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