気付かないフリ。

ずっと、気付かないフリ。


自分の感情に振り回されないように。
自分の心を守るために。


君の気持ちから逃げるため。
君の矜持を守るために。



だから
気付かないフリ。






淡い痛みが

触れるものすべてを傷つけていく。


少しずつ周りを傷つけ
丸くなっていく。


いつかの痛みは丸くなって
消えていく。










わたしの箱庭には
世界の総てが込められている。

もちろん、パンドラをも。


だから、誰にも立ち入らせない。
わたしだけの箱庭。



永遠に続く営み。