1996年12月24日は
忘れられない日。
この日は、
年内は仕事を休んだほうがいいよ。
それから、
「………あ。。。。
出血しているという不安と、
固まってしまって、
この日は、
私が神様から「母になること」を
許された日だと思っています。
「妊娠の陽性反応が出てますね。
「妊娠の陽性反応が出てますね。
でも少し出血もしてるので、
安静に。
年内は仕事を休んだほうがいいよ。
それから、
赤ちゃんの心音が確認できるまでは、
妊娠が確定しないので、
年明けにまた来てください。」
年明けにまた来てください。」
「………あ。。。。
はい。。。。」
うれしさと、やっと!
うれしさと、やっと!
という安堵感と、
出血しているという不安と、
もういろいろな気持ちが
ごちゃまぜになって、
固まってしまって、
私は返事をするのが
精いっぱいでした。
常にクールな担当医の
常にクールな担当医の
事務的な応対に、
毎回帰りのバスで泣いていたっけ。
毎回帰りのバスで泣いていたっけ。
そんなことも
何だか懐かしく思い出されます。
ちょうど1年たったころでした。