NHK「愛のモヤモヤ相談室」を見た。

 相談者は、ダブル不倫をしていた女性。

 不倫相手が病死し、気持ちの整理がつけられないとのこと。

「無条件に私を愛してくれたのは、彼だけだった」

「亡くなる数日前に、彼といて心から幸せだと感じた。だから、取り上げられたのかと思う」

など、涙ながらに語る。


 美輪明宏さんは

「それはお気の毒でしたね」

など、相談者に寄り添う言葉をかける。

「バカおっしゃい!」

と一喝するのを期待していた私は、少し不満に思いながら見ていた。


 しかし、相談の終盤に、美輪さんが上品に笑いながら、言う。

「勝手放題に生きてきたんですもの、この方。悲劇の主人公だと思ってるのよ、図々しいっていうのよ」

「なに世迷言を言ってるんだ、って言いたくなっちゃう」


 そーですよ、美輪さん!拍手

 もっと言ってやってくださいよ、不貞者達に!


 自分たちの醜い行いを美化して、厚かましい!

 家族を欺き、さんざん傷つけ、自分本位な欲に溺れておいて、よくも

「一緒にいると楽しい」

「お互い「この先結婚したいね」と言ってる」

など、好き勝手なことを口にできるものだ。

 ※↑は夫の発言だが、不貞者は同様の発言するらしい。


 番組の終わりに、美輪さんからの一言。

「人生の修行は続きます

 きっぱりあきらめて

 生きる覚悟を決めましょう」