私は、ずっと、
「なんで私は幸せになれないんだろう…」
と、思ってきた。
そんなある日、ふと、Youtubeの動画に出逢った。
見てみると、
私は、
自分のことを『不幸』だと思っていたことに気づいた。
小さい頃、家庭内は常に争っている状態。
父の姉たちが母をいじめ。
父は遊びに出て帰ってこないし、母を守らない。
祖父母は常に喧嘩。
祖父、そしてその後祖母が癌になり、入院を姉たちが反対したため母が一人で看病。
祖母に至っては痴呆症を発症。
言動や行動が怖く、24時間怯えていた。
常にお金がない、お金がないと言っていた。
警察に電話したりもした。
兄弟は仲が悪かった。
祖父母が亡くなり、叔母達がお金と家を乗っ取ろうと家にやってきたこともある。
ただただ恐怖だった。
私は小学生の時、何度も、
「屋根から飛び降りたい…」
と、思っていた。
何でそんな気持ちになるか、その時は分からなかった。
友達の家に行った時、そこには「普通」の家族があって。
「なんて幸せなんだろう…」
と、思った。
自分の家に帰るのが苦しかった。
いがみ合いの空気の中を毎日過ごしていて、辛かった。
祖母が痴呆症で、元々気性が荒い上に、更に荒くなって、発作の方に襲い掛かってくる時があった。
その時、母と姉と車に乗って逃げようとした。
すると、祖母が走ってきて、発進しようとする車の前に寝転がり、
「わしを殺してから行け！」
と、叫んだ。
「人間ってこんなに醜いものなんだ…」
って、思った。
恐怖だった。
辛かった気持ちは誰にも言えなかった。
私は不幸だと思っていた。
小さい頃から、毎日毎日「不幸だ」と思った。
そして、その思考の習慣は私の「人生」をどんどん不幸にした。
どんなに目標があっても、大事な時に力が出ないことが何度もあった。
行動が出来ないことがあった。
その為にやりたかったことが叶わないことが何度もあった。
そんな自分が不幸だと思った。
自分は自分の「不幸」を見つけることに長けていた。
「幸せ」も沢山あった。
「嬉しい」ことも沢山あった。
それを見ない様にしていた。
「不幸」を見つけることで、長年染みついてしまった「不幸の自分」に常に戻そうとしていたと思う。
脳腫瘍が分かった時、母が私に、
「可哀想に…」
と、泣きながら言った。
私は泣けなかった。
ただただ、そうだと思った。
自分は、人から見ても「可哀想」な人なんだと。
でもね、自分の身体は諦めてなかった。
いつでも味方でいてくれて。
だから、「病気」で「幸せになれるよ！」って命を懸けて教えてくれた。
私は、幸せなると決めた。
すると、毎日の「幸せ」なことが見え始めた。
「幸せ」な気持ちに満たされるようになった。
「不幸」に戻ろうとする時は、心の余裕がない時だとやっと気がづいた。
そんな時は、ただただ自分の前にある「幸せ」を噛みしめ、瞑想のようにぼーっとして心を空っぽにした。
または、掃除のように集中できることをし、変に考えが自分の心を支配するのを防いだ。
そんなことをしていると…
いい出会いが増えた。
「ありがとう」を言われることが多くなった。
応援する人も現れた。
外出すると人に話しかけられるようになった。
お金を拾ったり、あり得ない臨時収入を得たり。
そんなことが起こった時、
「私めっちゃ幸せやん！」
って、思うようになった。
今まで「自分は不幸」と思って、辛い人生だったから。
じゃあ、単純に「自分が幸せ」と思うようにした。
すると、もう震えて泣きそうなくらい感動することが起こり始めた。
私は、自分の不幸な考え方は、幼少時代のどん底な家のせいだと思っていた。
ずっと人のせいにしていた。
でも、違った。
自分の考えで自分の人生を、ちゃんと作っていたということ。
母も父も私を大事にしてくれたから今がある。
祖父も祖母も、叔母達も、いてくれたから私がいる。
私はずっと自由だった。
でも心が捕らわれていたから、不幸だった。
今やっと気づいた。
自分が実は本当に幸せなこと。
不満や文句なんて持つ余地もなく、目の間に感謝すること。
それだけで、その「感謝」が磁石のように幸せを集めてくる。
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。
皆さんの今日の感謝したことは何ですか？
私は、お店の人に
「学生さんかと一瞬思った！一瞬ね、一瞬！」
と、言われたこと。
「一瞬連呼いらんし、何回言うねん！」
と思いつつ、焼き立てのチヂミをわざわざ焼いてくれ、嬉しい言葉と笑いとパワーをいただきました♡
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