メッセージを頂く中で、

 

「春さんは、自分の意志を貫く強さを持っていますね!」


と、言われる事が多いです。

脳腫瘍が分かって、
病院の先生には、手術を勧められたのに、
断って、自分で治した。

その間、不安はなかったのか、
その間、脳腫瘍が大きくなると思わなかったのか、
その間、死への恐怖はなかったのか。

勿論ありましたよ。
私は、怖がりです。
怖くて、怖くて、怖くて…
だから、脳腫瘍の手術を受けれませんでした。

自分の頭を切るなんて、自分では選択出来なかった。
頭をあけて先生をお話しながら、
手術をするなんて到底耐えれないと思った。
その後に麻痺するかもしれないという恐怖に耐えれなかった。

その時「今、麻痺もなく、てんかん発作だけで、
それ以外は普通に生きれている事がどれだけ幸せか」と思った。
その普通に生きれている事すら、
手術をしてしまうと、もう普通には過ごせなくなってしまう…
そんな恐怖を感じて、手術に同意する事が出来なかった。

てんかん発作が出る度に、
脳腫瘍が大きくなっているのかも…
と、思った。
でも、今自分が不快に感じている事を取り除こうと、
そこだけに集中した。
鬱々とした気持ちを晴らすために、原因を考えた。
抗てんかん薬が私を生きる気力のないものにしていたので、
止めた。
すると、毎日が明るくなった。
てんかん発作もなくなればいいな、と思って、
怪しいおっちゃんに会った。
おっちゃんのお陰もあり、何が作用したか分からないが、
てんかん発作もおさまった。

脳腫瘍を怖いものだと思っていたけど、
自分の細胞だと思うと、戦う気もなくなり、
一緒に生きていこうと決めた。

ただ、目の前の事の原因を取り除いていっていると、
どんどん不安がなくなった。
手術より不安な事なんて他にはなかったから、
私は今の自由を守る為に、自分の身体の声を聞く事にした。
自分を労わろうと思った。
やっと自分の気持ちと話せる様になった。

すると不安な事が一つ一つ解決していった。
生きている事は当たり前ではなく、お陰様。
だから今日命が尽きても、最高に幸せだった、よかった、
で終わりたい。
その時、富士サファリパークで倒れた時の様に、
やっと終われた…なんて気持ちでありたくないと思った。
確かに人生に後悔はなかった。
でもいい気持ちで生きたなぁと思いたかった。

リラックスして、太陽の光を浴びて、
ぼーっと空を見上げてみた。
病気なんてない世界へいけた気がした。
そうか、病気なんて人間の思い込みの部分があるから、
どうでもいいや、と空や自然を見ていたら思えた。

病院へ行かなければ、病気の事なんて誰も言わないし、
自分も忘れて生活出来た。
病院へ行くと、やはり生気を吸い取られて、

不安に駆られ、寝込んでしまうので自分には合わないと思った。

ただそれだけ。
いかなかった。

嫌な言葉をお金を払って言われ、
それを受け止める事が出来ない怖がりな自分を守った。

そうしているうちに、病気の事なんて忘れて生活する様になった。
食生活も、「病気の為!」なんて意気込んで、
無理やり摂取する事もなくなり、
自分が食べたいから食べる、という素直な気持ちで食事をする様になった。

そうしているうちに、恐怖もなくなった。
そして、温かい気持ちに沢山包まれて、
自分が自分としてやっと生きれる様になった。

すると病気が、もう役割を終えたと私からいなくなってしまった。

怖がりでいい。

怖いでしょ?
怖くないはずがない。
なんでその気持ちを押し殺すの?
素直に受け止めてあげて。
だって自分の気持ち今まで無視してきたのに、

どうしてこの期に及んで無視するの?
身体から振り絞った訴え、聞いてあげようようよ。
自分の気持ちを聞いてあげれるのは、自分しかいない。

怖がりの自分の気持ちを温かくする方法、
一緒に考えてあげて下さいね。

ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡