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土の中の目に見えない土壌微生物によって
酵素抗体ビタミンが作られます。

それを応用したのが味噌・醤油

人間の体は酵素タンパクですから。

アトピーやアレルギーというのは自己免疫疾患!

私なんかアフリカにいたときは泥水を飲んでた。

だから今は腐った肉を食べても大丈夫。腸が元気だから。

私は孫が二人いるんだけど、
私はお母さんに
「子どもには汚いものを食べさせなさい」って言うんです。

手をしっかり洗うと常在菌が取れちゃう。

そうすると豆腐とかいろんなものを触るときに
皮膚から浸透していく。常在菌がないから!

そうすると人間の体の白血球が、
そこに免疫を働かせてしまう。

そこからアレルギーが生まれる。

肌が免疫反応をするので、
口から入ってきたときに免疫が働いてしまう。

それが今のアレルギー。

アレルギーの子供は一生涯パンも牛乳も卵も
食べられなくなってしまう。

母原病ですね。

母親のキレイがいいという間違った教育が原因。

そういうわけでシロアリやミミズを駆使して
アフリカで農業をしてきました。

一反あたり二俵しか取れないのを
ミミズを使ったら5.5俵まで取れるようになった。

アフリカの八億の人間を救うために
アフリカで骨を埋めようと思っていたんです。

それがたまたま家内が癌で三か月の命ということを聞いて、
帰国するしかなかった。

それで一年間、いろんな健康法をした。

一生懸命枇杷の葉、温灸、玄米食、
やってもどんどん悪くなっていく。

横浜の癌患者学の先生を呼んで、
うちの家内をどうしたら治せるでしょうか?と聞いたら

「あんたのかあちゃんはあと何か月で亡くなるよ」

と言われました。

「なんですか?」

と聞いたら

「奥さんの癌の原因はあんたが作ってる。
あんたが憎らしいからそのストレスで癌になってるんだ。
あんたがアフリカなんかに、奥さんが行くな、
って言うのに押し切って行くからそのストレスで病気になったんだ。
あんたに対する恨みつらみだから、
あんたが変わらなかったら奥さんは治らない」

と言われました。

「私がですか?」

って言ったら

「そうだよ。奥さんに心からあやまりなさい」

って言われました。

部屋の中に誰も入ってこないところで

「かあちゃん、ごめん。
あんたがアフリカに行くなって言うのに、
申し訳ない」

って泣いて詫びたんですよ。

そうしたら家内は

「もう許します」

って言ったんですよ。

「ああ、やっぱりそぎゃんだったか」

と思ってね。

実は私は、アフリカから年に二回くらい戻ると

「愛する家内を抱きしめたい」

と思ってたんですよ。

でも帰ってきても抱かせてくれんわけですよ。

でもね私が心から詫びたんですよ。

そうしたら抱かせてくれたんですよ。

66歳の時でした。十年前です。

そして妻は

「私は(良い)食べ物を食べようと思ったら食べられる。
でもあんたが憎らしかったから食べなかった」

と言うんです。

それで家内をしっかり抱きしめてごめんね、
と言うと家内も

「私の子供と一緒にアフリカのタンザニアに
行けばよかったんだろうけれども、
行かなくてごめんなさい」

って言うんです。

ある日家内が
「私をしっかり抱きしめて」
って言うんです。

それでしっかり抱きしめて、二時間くらい、

そうしたら頭が重いでしょ。

それで「あとでまた抱くからね」って腕を離したら、

私の胸の中で亡くなってたんですよ。

「わー大変だ大変だ」

って言ってお医者さんを呼んだり、家族を呼んでね。

で納棺の方を呼んで、家内に化粧をしてもらったら、
納棺の人が
泣いてたんです。

「どうしたんですか?」

って聞いたらその人が

「あなたの奥さんはまだ魂が生きてますよ。
普通だったら癌で死んだ人はひきつった顔をしている。
今までこんな柔らかいきれいな死に顔は初めてです。
よっぽど亡くなられるときに感謝して亡くなられたんでしょうね」

とおっしゃいました。

それからお通夜に地元の議員さんでお坊さんが来てくれて

お坊さんはお経をあげますよね。

でもそのお坊さんがお経を上げられないんですよ、泣いて。

お坊さんは

「奥さんとご主人の最後の人生の別れ方を
私はずっと見てきました。
それを思い出すと感動でお経を上げることができませんでした」

私が家内にもしも詫びることができなかったら、

家内が亡くなった時に

「あんたと結婚したおかげで一生大変だった」

っていう恨みを持って死んだら大変だと思います。

あの時詫びておいて良かったな、心って大事だな、って思います。

そういったことで今、癌の治し方を研究しています。

人間の一生の事業計画で一番大事なのは、死ぬ時ですよね。

一番最後にどんな別れ方をするか、という人生計画ですよね。

それをやっぱり今から…。

私はアフリカでライオンに追われて木に登ったり、
象に踏みつぶされたり、いろいろしました。

二、三年前には、車が横転して死にかけました。

人間いつ死ぬかわからんわけ!

だからちゃんと練習しておかなければならない。

常に普段から

感謝!

感謝!

感謝の言葉をかけておくことが

大事だと思います。
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(「妻を抱きしめて看取った男の物語」寺尾勇)

素敵なお話ですね。
奥さんは意固地になってしまって、
病気になってでもご主人さんに気が付いて欲しかったのです。
それに周りの協力で気が付いたご主人さん。

最後に心が分かち合えた事、
それで幸せになり、愛に満たされたのですね。
奥様からこぼれた愛は、周りにも感動を与えました。

「死」は怖いものと思い込みを止めて、
「感動のもの」に変えて下さい。
人生の最後は晴れやかなもの、
と思っていたら、あなたの人生もこれから晴れやかになるでしょう。

ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡