いつもお読み頂き、ありがとうございます。

勇気を出して、メッセージを下さる人もいて、
本当に素晴らしいご縁が広がっていくのを目の当たりにして、
感動と感謝の毎日です。

メッセージを頂くと、

「春さんは、ストイックにされているので、
病気も治ったのですね。
私にはストイックには出来ません。」

と、いう内容が何度かありました。
声を大にして言われて頂きますが、

私、全然ストイックな人ではありません!!!!!

三人兄弟の年の離れた末っ子で、
背も小さい為、母は私に風呂洗いすらさせませんでした。
(ある日お風呂を洗っていたら、
短い腕で洗っていたので、
このままではお風呂に落ちて大けがをすると、思ったそうです。笑

末っ子ですので、兄弟から学んでおり、全て見えていますが、
自分が楽な様に、人にやって貰うのが当たり前でした。

ダラダラする事が大好きで、
小学校中学校の遅刻の常連でもあり、
先生も「自由に生きろ!」と言ってくれるまでになりました。

要領はいいので、やらないといけない事は、
ぎりぎりまでおいておき、最後の最後で終わらせるタイプです。

子供が生まれてから、やる事が多く、
また自分の本来の性質ではない、
ストイックさが芽生えました。

知り合いも殆どいない東京での実家から離れて子育て。
誰にも相談も出来ず、主人は出張ばかりだったので、
私の心は固まってしまっていきました。
 

10年間、土日も休む事なかった主婦業。
どんなにしんどくても、主人より早く起きてお弁当を作り、
食器の片付けと、お弁当の準備で主人より後に寝る生活。
自分は、家政婦かも…とさえ思え、
泣きながら家事をした事もあります。
主人は殆ど家事をしてくれませんでした。

どんなに風邪をひいていても、

子供と一緒に食事を待ち、食事後はお昼寝。
自分の意味すら疑い始めた頃でした。

知らない土地で子育てをし、
東日本大震災が起こった時も、
主人は出張中でした。
いつも不安な時は、子供達を守る事に
一人で乗り越えなくてはいけませんでした。


完璧主義で、潔癖症。
他の人がやる事なす事が気に入らない。
心を閉ざした人間になりました。

そんな心を持って、常に完璧を求め暮らしていた所、
病気になり、そして笑顔もなくなりました。

「本当の自分とは…」

と、考える様になり、

どんな私でも本当の私のありのままの姿で生きよう!

と思う様になりました。
今までダラダラした姿を見られたら、主人に嫌われるのではないか、そう思って偽物の自分を続けてきた事に気が付きました。

今は、しんどい時は起きませんし、
やりたくない事は家族にお願いしてやって貰います。

我儘な妻
我儘なお母さん


と思われるかもしれませんが、
母親も人間です。
得意も不得意もあって、当たり前なんです。
私は夕食後のお皿洗いが、
どうしても、どうしても好きになれませんでした。

病気になった後、
「本当に自分の好きな事だけをして生きよう」
と、心に決め、
夕食後のお皿洗いの件を、素直に主人に話すと、

「今まで10年間、嫌な事を一生懸命やってくれてありがとう。
話してくれてありがとう!
これからは、家族として一緒にやっていこうね!」

と、言われ、
主人が平日でも後片付けをしてくれる様になりました。

私は「主婦」という人生から、
やっと解放されたのです。
やっと自分としての人生がスタートした、
とさえ思いました。

私が機嫌よく過ごしていたら、主人も嬉しい様で、
また子供達もニコニコになりました。

病気に対しても、
ストイックに色々やり込んでいる訳ではありません。
自分の身体の声を聞いて、
自分の心が納得する事をしているだけです。
何にも我慢していません。
無理やり抑え込もうともしていないのです。

私もあの時は、ストイックにやっていたな、
と振り返ると思う時があります。
しかし、その「ストイック」というのは、

「無理やり我慢してする」。

という事だと、私は思います。

病気になるという事は、


本当にどう生きたいのか、
どういう自分でありたいのか、
自分に問いかけて欲しい。

と、病気が教えに来てくれている時です。
「ストイック」にする必要はありません。
ただ自分に必要な事、
自分の身体が喜ぶ事を行動に移していけばいいだけです。

小さな一歩かもしれませんが、
未来へ繋がる一歩を踏み出しましょう。

ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡