私が実家に帰りたい、と伝えた後、
主人は言った。
「そんなに思い詰めさせて、ごめんな。
俺も春の気持ちを聞く事が出来てなくて、辛い想いをさせてて、
ほんまにごめん。
でも、俺は春が病気になっても、そんなこと関係なく愛してる。
それは今までも、これからもずっと。
春がいない人生は、家族にとっても、俺にとっても考えられない。
何か俺が足りない事があったら、素直に言って欲しい。
だって、家族やろ?
だから一緒にいて欲しい。」
そして、ぎゅっと抱きしめてくれた。
自分の我儘で振り回して嫌な思いをさせているのに、
全てを許してくれ、まだ愛してくれる寛大な心を持った人。
そんな人と出会う事が出来て、結婚出来て良かった…
彼の腕の中で涙を流しながら、心からそう思った。
彼の温かい心が私の意固地になっているものを溶かした。
この日から何でも、どんな時も話せる様になった。
私と主人の関係がよくなると、子供達もどんどん明るくなった。
母親の役割に責任を感じた。
自分が明るくないと、家庭も明るくなくなる。
家事が出来なくても、体調が悪い時でも、
笑顔でいれる日が増えていった。
ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日になる様に、願っております♡
余命12ヵ月の末期がんの著者が、たった7つの習慣を試し、
寛解した実際のお話。
親族に癌患者が多かった事もあり、自分の癌は遺伝なのかと疑問に思った時、
違うという事が分かった一冊。
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