搬送された先は、ある静岡県の病院でした。

 

意識はありますが、まだ頭が朦朧としていた為に、

 

MRI検査や色んな検査をされている間は目を閉じていました。

 

後で分かった事ですが、てんかん発作があると、

 

脳からの異常信号により身体が勝手に動いてしまい、とても疲れるみたいです。

それは、フルマラソンを走り切ったほどだそうです。

 

MRI検査等全てが初めてでしたが、ただただ看護師さんに言われるがままに、

色んな機械の台に乗り、検査を受けました。



検査が終わり、暫くすると、まず主人だけがお医者さんに呼び出されました。

 

私はその時には、血まみれの手と顔がとても気になっており、

 

看護師さんに

「私の顔って、、、、どうなっていますか?」

 

と、聞きました。

 

もしかしたら、立っていたので顔面から倒れてしまったのかもしれない、、、

 

そしたら鼻の骨も折れているのか、、、歯も折れてしまっているのか、、、

 

とても気になりました。

 

看護師さんは、
 

 

「…結構やっちゃってる感じだね。。。」


と。。。

どこがどうやっちゃってるのか、顔の原型がない位なのか心配になりました。

「顎がね。。。ずる向けちゃっている感じだよ!

でも、縫う程でもないから大丈夫だよ!」

 

と、言われ、少し安心しました。

それ以上は言われないので、そこ以外は怪我をしていないと思いました。

 

そんなやり取りを看護師さんとしていても、主人は、お医者さんの所から中々帰って来ませんでした。

 

 

ここまで読んでくれて、ありがとう♡

 

 

脳腫瘍になって見た実話のDVDです。
自分に置き換えて見たので、涙が止まりませんでした。
脳腫瘍の情報はまだまだ少ないと思います。
体験談として、私の話も誰かの力になります様に願っています。