半年も経ってしまった。
読み返してみると、夫の治療方針がまだ決まっていないところで、終わっていた。
その後を記す。
6月に精密検査の結果を受けて決定したのが、抗がん剤と放射線を組み合わせた治療(化学放射線治療)。
患部の切除手術を受けることになると想定していた。しかし、精密検査の結果、外科の先生の経験値から、がん細胞の位置が喉に近く、術後の生活の質が、かなり下がってしまう可能性が高いと説明を受け、夫は化学放射線治療を受けることにした。
治療は、7月から始まり、ここまで抗がん剤治療2回、放射線数十回を終え、それに続いた検査結果は、がん細胞は陰性となった。 そして、万全を期すために、あと2回の抗がん剤治療を受ける事が決定する。
いい感じで順調に進んで、喜ばしい結果が得られた。
でも、その過程での抗がん剤、放射線の体への影響は、強烈だった。 特に食道の治療だったので、飲み込み機能への影響が想像以上で、また、それ以上に外からは判断できない内側への影響も大きく、本人には本当に辛い経験となった。
抗がん剤のおかげで、陰性という喜ばしい結果となったが、本人の健康を損ねる過酷な抗がん剤治療を、もうあと2回受けざるをえない状況を前に、私の中にモヤモヤが渦巻いている。
2回目の抗がん剤治療の後の酷い副作用の日々を振り返ると、私も本当に気が重いのだ。 辛そうな姿に私もめげてしまうのだ。 一番辛いのは本人なのだけれど。 標準治療を選ぶと決めていたのだから、もう頑張るしかない。
副作用の先にしか、治癒がないのなら仕方がない。 夫の体力を信じて、免疫力を信じて、
感情に振り回されないように望むしかない。
暑い真夏の最中に始まった治療。今度は寒い冬の中で、風邪をひかないように本人も家族も留意して、あと2ヶ月油断なく臨むしかない。 根治を目指す。
