結婚したり、子供ができたり、子供が巣立ったりと
適当な住居スペースは変化するものの、一度マイホームを
購入してしまうと子供が巣立っていくつか部屋が余ったまま
という家庭も多いのではないのでしょうか。
大東建託が住居の一部を第三者に貸し出せるタイプの
分譲マンションを開発しています。
2LDKのほかに、専用の玄関や台所を備えた1Kを1~2部屋
組み合わせるそうです。
そうしておくことで家族で暮らすときは全体を使い、
子供が独立した後は1Kを貸し出すなどと運用が出来ます。
2LDKと1Kの間は遮音性が高く両側から施錠できるドアで
仕切ることが出来ることや1K側にもトイレやお風呂がある
ことから独立した生活が可能です。
これまでの日本ではなかなか浸透しないかもと思いますが、
最近はシェアハウスに住まれる方も多いですし、双方のメリットが
叶えられるなら良いですね。
心配としては、部屋を人に貸すことに慣れていない貸主が自宅の
一部を貸すということなので、入居者の選定など注意が必要かと
思います。
しかし、賃貸の仲介は大東建託が請負い、貸主が家賃の9割を得る
という仕組みなので取り組みやすいと思います。
仲介以外の管理についてどこまで面倒を見てくれるかは不明ですが、
トラブルの対処や設備不良の対応、その他相談などに応じてくれるなら
1割の管理料は悪くないと思います。