もう去年の話なのですが、
寝室の窓ガラスを割ってしまい、
なかなかない機会にあたふた・・・
タウンページをめくり、いろんなところに電話をしてみました。
「行ってみないと分かりません」というところ、
「出張料は8400円で、プラス技術費、ガラス代」のところ、
「13000円に出張料、技術費用がかかります」というところ・・・
値段がバラバラで分かりにくく、かなりの差があるので、
まず見積もりは無料の1社に来ていただいて見てもらいました。
価格は19000円。
次は比較的近くのガラス専門店
吉岡ガラス店さんに電話してみました。
「値段はいくらですか?」という私に、
「みてみないと分かりません。でも、うちは長くここでガラス屋をやっている
昔気質の職人です。お客さまに正直にやっています。」と
奥様らしき方が答えてくださいました。
私の質問にいろいろと丁寧に説明してくれ、
はっきりと値段は分かりませんでしたが、
ちょっとドキドキしながらお願いすることにしました。
いらっしゃったのは70台半ばかと思われる、
なんだか義理の父に似た雰囲気の江戸っ子の職人さん。
テキパキと、それはそれはとても美しい作業で・・・。
あっというまに割れたガラスを抜いてきます。
途中にサッシが抜けないというトラブルがありましたが、
試行錯誤しながら一生懸命にやってくれました。
サッシは住宅やメーカーによってまったく違っているうえ、
すぐに新しいものにリニューアルしてしまうようです。
防犯のはなしや、職人さんの家族のはなし、
ガラスのはなしや、三鷹のはなしなどすべての仕事が終わり
お茶を飲みながら、楽しくおはなししました。
「家のガラスが割れるっていう仕事はなかなかなくてね。
これもご縁だなって思って、今回お引き受けしたんですよ。」と
おっしゃってくれました。
価格も10000円と、今までで一番安くてとても良心的。
なんでこんなに値段の差があるのか、素朴に聞いてみると
代行業が中間マージンをとっているので、
結局ガラスの値段の何倍にもなってしまうそうです。
夫の機転でお土産にもっていってもらった
自家製の梅干しと、お茶にお出しした小ざさの羊羹も
本当に喜んでくださって、
奥様からもお礼の電話をいただきました。
お願いしてよかった。
そして、こんなご縁が東京にもあるんだなって
こころがホカホカしました。
人ってステキです。
