不思議なんだ。
あの日、触れそうなほど近くにいた君のことが思い出せない。
まるで夢でも見てたかのような断片でしか残されてないんだ。
必死で想いを伝えようと伸ばした手の先に君が微笑んでいた。
忘れてほしくないと 君の記憶に刻みこみたくて叫び続けた。
君と僕の間には空気しかなくて。
それすらも奏でる音に心地よく揺れていた。

ねぇ、幸せすぎたから神様が僕から記憶を奪ってしまったの?
はがゆくて、もどかしくて泣きそうになる。
でもね、不思議なんだ。
その穴を埋める何かがこの先に必ずあると確信してて。
君の揺るぎない目には一点のくもりもなかったから。
GLAYというものに永遠すら錯覚してしまったほどに…
交わることのない平行線がGLAYという点で結びつく。
出会うはずがないようで、必然だったんだろう。

『逢いたかった』…だから今度は僕が逢いに行く。
『また逢おう』…だから今度は僕が見つけに行く。

小さな使命感を抱きながら僕は歩き始める。
【Re-birth】
生まれ変わったGLAYと共に僕も生きていく。





翡翠









今を大切にしたい
それは誰もが思うこと。
でも現実は時間という波に
押し流されてるだけ。

少し顔をあげてみて。

一歩でもいいから立ち止まってみて。

少し周りをみるだけでも
小さな発見があるよ。

空の青さ、雲の白さ、
並木のざわめき、木々の色づき

いつも慌ただしく歩く
いつもの道でも
今を感じることができる。

流されてゆく日々に
少しくらい逆らっても
いいんじゃない?

今を大切に思うなら。




翡翠



日付が変わる瞬間
共に過ごせる幸せ

隣には
はにかむような微笑みを返す
貴方がいる

髪を撫でてくれながら
呟く声が心地いい

この夜が
この時が

止まればいいと
そう願う


雨が
二人だけの世界にしてくれた…




翡翠