不思議なんだ。
あの日、触れそうなほど近くにいた君のことが思い出せない。
まるで夢でも見てたかのような断片でしか残されてないんだ。
必死で想いを伝えようと伸ばした手の先に君が微笑んでいた。
忘れてほしくないと 君の記憶に刻みこみたくて叫び続けた。
君と僕の間には空気しかなくて。
それすらも奏でる音に心地よく揺れていた。
ねぇ、幸せすぎたから神様が僕から記憶を奪ってしまったの?
はがゆくて、もどかしくて泣きそうになる。
でもね、不思議なんだ。
その穴を埋める何かがこの先に必ずあると確信してて。
君の揺るぎない目には一点のくもりもなかったから。
GLAYというものに永遠すら錯覚してしまったほどに…
交わることのない平行線がGLAYという点で結びつく。
出会うはずがないようで、必然だったんだろう。
『逢いたかった』…だから今度は僕が逢いに行く。
『また逢おう』…だから今度は僕が見つけに行く。
小さな使命感を抱きながら僕は歩き始める。
【Re-birth】
生まれ変わったGLAYと共に僕も生きていく。
翡翠