聖書に出てくる「罪」はギリシャ語で「ハマルティア」ですが、その語源は「的外れ」です。
聖書の言う「的」とは、宇宙を創り、地球を創り、そして私たち人間を創った創造主である神を指しています。
つまり「的外れ」とは、「神の方向を向かずに神から離れている」という意味になり、これをキリスト教では「罪」といいます。
人間が初めておかした罪、それは、アダムとエバ、(人間の子孫)が善と悪の知識の実を取ってたべてしまったからと言われています。
自分にとってなにが善であり何が悪であるか決めるのは神である。
しかし人間は自分で勝手に神に相談することなく決めてしまう、道を選び取ってしまう。
これが人間がはじめておかした罪なのです。