調停があっけなく終わり。
裁判への恐怖もあり,カウンセラーさんのお力を借りて手紙を書いた。
3月に会うお願いをした。
近付くにつれ逃げたくなった。
怖くて仕方なかった。
そして気付いた‼︎
私は今までの人生で自ら意志を持って行動したことが極端に少ないことに。
恋愛に関しては特に。
久しぶりに会う夫。
気持ちを伝えたあと,お出掛けしたい‼︎とお願いした。
彼は離婚承諾の上での最後の外出だと思い込み,なんだかんだ言いながら承諾してくれた。
その後はリラックスした感じで話ができた。
4月山登りに連れて行ってくれた。
初めての山。崖登りのような山。
初めての私にとっては生きて帰れるかすら不安だったけど。夫と一緒なら最期になってもいいやと思っていた。
大雨で川が氾濫しそうな日。
『仕事が出来なくなって帰れることになったけど,ご飯食べてから帰ります。』と電話があったあの日。
『川大丈夫かなー?』と不安がる私に,
『心配やったら逃げや‼︎俺は残って他人を助けるけど。』
素直に『不安だから早めに帰ってきてほしい』
そう言えば返ってくる言葉も少しは変わっていただろうか。
あの言葉を聞いてから,この人はいざとなっても助けてくれない。自分の身は自分で守るしかないんだ。と虚しさで覆われていた。
山登りももしかしたら別々になるかもと思った。
でも行く車の中で確認された。
『いてくれると安心する』と伝えた。
彼には物足りなかっただろうけど,ペースを落とし,時々アドバイスをくれ,たまに後ろにいた方がいいか聞いてくれ。
気遣いたっぷりにいてくれた。
優しかった。
あの虚しさは少し和らいだ。
おかげで山登りはとっても楽しかった♬
そして今 離婚,離婚。
拍車がかかっている。
次は裁判。弁護士にも相談してると言われている。
ただあの頃と違い私はもう怖くない。
彼は変わらない。
そんなことわかっている。
最近,周りの友達から愛を感じる機会が増えた。
職場の人からも。親との関わり方も変わった。
私が親の愛に気付けたことが大きな理由だと思っている。
ただなぜか,夫は未だに被害者意識全開で責めてくる。
人は鏡。
今のあなたに,今の夫がちょうどいい
お釈迦様の言葉。
まだ私に気付くことがあるんだろうなぁ。
全てうまくいっている。
今日気付いたこと。
過去の私は人を傷つけることが怖くて優柔不断だった。それを周りは優しいと言った。私は優しくなんかない。臆病なだけ。隠してるだけ。
だから私は優しいと言われるのが嫌いだった。
優しい人の定義も分からなかった。
彼を見てると,もしかしたらそんな昔の私が抱えていた問題を現象化してくれてるんじゃないかと思った。
被害者意識は私が母に抱いていた意識だと自覚している。
私の言葉に傷付いた彼。(私が当時恐れていたことを現実化してしまっていた)
彼は強面だけどとっても優しい。
優しさから言葉と行動が裏腹で隙間だらけ。
過去私が抑えつけた自分を見せてくれているのだろうか。
大切に出来なかった自分。
自分との仲直り。
ごめんね。ありがとう。
この気付きは未来に繋がるのかも知れない。
夫様ありがとう♡